僕が一度死んだ日 (キャラ文庫)

著者 :
  • 徳間書店
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感想 : 12
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  • Amazon.co.jp ・本 (242ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784199005749

感想・レビュー・書評

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  • タイトルからなんとなくわかるようかわからないような???
    鳴沢には学生時代に心から愛した恋人がいた。ずっと忘れられずに想い続ける彼は12年前にこの世を去った。しかし彼は必ず戻ってくる。と言い残した。
    そして現在、予備校の講師をする鳴沢の元に一人の少年が現れた。彼は恋人の孝徳の生まれ変わりだと言う。確かに彼の知るはずのない孝徳との思い出を語る有樹。しかしまさかそんな話があるはずもないと鳴沢は一蹴するが、ただでさえ捕われていた過去の記憶にまた振り回されることに。
    そんなとき新しく講師として入ってきた同僚は孝徳にそっくりで、容姿の似た正村と孝徳の記憶を持つ有樹。2人を通して、孝徳との過去はどう清算されるのか…って感じかな?

    ちょっと最後はスッキリしなかったかなぁ?と思わなくもないんだけど…
    有樹の存在をもう少し掘り下げてたらまぁ。って感じだけど、結局いなくなった有樹とは縁が切れてたかと思ったら、数年経って戻ってきたら信じるってのもなぁってなりました…

  • ひとこと断っておくと、私はショタコンなので、ショタコンとしてのレビューを書きます。

    少年×青年的浪漫は、この小説には求めてはなりません。
    少年攻めの皮を被った、青年×おじさん本なのです。
    嗚呼……あらすじでは少年攻めと思ったのに……

    • kokeisiさん
      ショタ攻めが好きなら
      「美女と幼女と男の娘」
      これおすすめです。

      ショタ受けならたくさんあるので、きょうみがあれば私の本棚見に来て...
      ショタ攻めが好きなら
      「美女と幼女と男の娘」
      これおすすめです。

      ショタ受けならたくさんあるので、きょうみがあれば私の本棚見に来てください。
      2014/04/15
    • ぱちこさん
      >kokesiさん
      おすすめ教えてくださりありがとうございます!
      本棚フォローさせていただきました^^BL読書歴の短いぺーぺーなので助か...
      >kokesiさん
      おすすめ教えてくださりありがとうございます!
      本棚フォローさせていただきました^^BL読書歴の短いぺーぺーなので助かります。参考にさせていただきますね。
      2014/04/16
  • 死んでも生まれ変わって戻ってくるから。

    究極の純愛。

  • 根暗なはなしー。人が死ぬ系は好きくないの。しめっぽい。正村に同情しますが、まぁ、有樹と一緒に戸田に会ってくだされ。

  • そもそもBLというのはファンタジーで、ファンタジーな設定が色々あるわけですが、これこそ、もっともファンタジーだなと、あまり今までBLで、セリフはあれどなかったよな、よく書いた!!
    ってだけで☆5な気もします。
    ただし、一般のSF小説なんかを読んだことがなかったり、完全に恋愛脳な方はだめかも。ある意味、リアルなので。

    年の差もありすぎだろ!って思いますし、こういうファンタジーで、恋愛展開って、男女だと甘過ぎてつまらないような気がするけど、BLだとこんな風に読めるんだ!と。
    何度でも読めるなと思った1冊でした。
    話は、タイトル通りです。

  • 死ぬ系はズルイよねー…もう終始涙腺緩みっぱなし^^; でも啓一郎は好きになれない…。

  • どの作家さんもそうだけど、何故こんなに構成力があるのかと。
    面白かったです。

  • ちょっと苦手かな~

  • 転生ものです。
    高校時代に付き合ってた攻が病気で亡くなってしまい、12年間忘れずに
    引きずってた受のもとに、ある日『攻の生まれ変わり』という少年が
    あらわれる、という話。
    うぅん……私はちょっと駄目でした。

    生まれ変わりの少年の立場がね、可哀想というか。
    自分が孝徳(攻)の生まれ変わりだといっても、その自分自身の
    人格はどうなっちゃうのかな、とか……。
    有樹という『個』はどうなっちゃうのかな、とか。
    まるっぽ生まれ変わった存在が『孝徳』だけで構成されてるなら
    いいんですが、『有樹』は『有樹』として存在してます。
    だったら、せつなすぎるわけです。
    受の鳴沢は鳴沢で、有樹を通して『孝徳』しか見ていない。
    有樹がそれでいいならいいんでしょうけども、私はちょっと釈然と
    しないというか……やっぱりなんだかそれって悲しいです。
    しかもこの受の鳴沢、攻を引きずるあまりにどうでもいい男(顔
    や雰囲気は攻に激似)と寝てみたり、有樹に当たり散らしてみたり。
    人として好きになれないキャラ、というのが一番だめだったのかも。

  • 再会 転生 総受 年下攻

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著者プロフィール

1999年9月商業誌デビュー。シリーズものを多く手掛ける。

「2018年 『仮面皇帝と異界の寵妃 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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