八月七日を探して (キャラ文庫)

著者 :
  • 徳間書店
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本棚登録 : 279
感想 : 26
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  • Amazon.co.jp ・本 (259ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784199005817

感想・レビュー・書評

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  • (゜-゜)うーん。
    この作家さん、「愛はね、」しか好きじゃないかも、だぞ。
    記憶喪失の彼がセフレ関係にあったのは先輩か
    同級生か、って謎と、レイプか愛し合う行為だったか、
    ってこのふたつー別にどうでもいいや、って途中で
    投げだしたくなるのは、なんだろ、平凡な文章表現と
    肉感のないセックスとか、肌に合わないところかも。
    挿し絵がすきな作家さんだけど、高校生ものは
    ピンと来ないなぁ・・。

  • 三か月分の記憶を失った主人公がその間に強姦されていたという記憶の元に犯人を探すという話。
    わりと早期に犯人に見当がついてしまったので、後半ちょっと退屈でした。
    あと、受けがネガティブすぎて読んでてちょっと辛かったです。
    受けの行動に若干のブレを感じて気にかかってしまいました。
    レイプされた犯人だと思う人にどうして不用意に近づくんだろう、とか。
    極端に人付き合いが下手な攻めを上手く支えていたことに、誇りを持っていたような描写があったかと思えば、攻めは一人で何でも出来るから・・・自分は何にも出来ない・・・とグルグルしだしたりして、不思議でした。
    いやいやあいつそんなに完璧じゃないって。
    今さっき自分で言ってたじゃないか・・・と。
    トライアングル・ラブとのことでしたが、三角関係ではなかったかな・・・。
    意地っ張りな二人がひたすらぐるぐるする話でした。
    う~ん・・・疲れた。

  • ★3.0。受を抱いてればいつか好きになってくれるかもしれないとか、受が記憶喪失になったのを幸いに強姦をなかった事にしてやり直すとか、不器用で言葉足らずな割になかなか酷い事をする攻(笑)それなのに普段は優等生然として受に嫌われる事を恐れるあまり、執着攻になりきれなかったヘタレ攻という感じ。設定は好きだし途中までは面白かったのに、後半は受の卑屈なグルグル描写の繰り返しで話が進まず、萌えが停滞してしまったのが残念。初H〜三ヶ月間の二人を詳しく読んでみたいんですが…!

  • 階段から落ちて3ヶ月の記憶をなくした高校生の涼太。
    しかしそれから思い出せないまま、自分が生徒会室で男に犯される夢を見ていた。どうやらそれが自分に本当に起こったことらしい。涼太は一体誰がそんなことをしたのか、自分の身に何が起こったのか、調べ始める。そんな中、幼なじみの恭一は涼太を心配して送り迎えなどしてくれるが、どうしてもそれを素直に涼太は受け入れられなくて・・・

    面白かった。まー、中盤でなんとなく犯人(?)はわかったし、そして結論的に犯されといてどうなのよ?と言いたくなる気持ちも正直あるんだけど。これってハッピーエンドでアリな結末なの~?とちょっと腑に落ちない感があったかも。

  • まずタイトルに惹かれました。あらすじも、記憶喪失/トライアングル・ラブって書いてて、事件!?ドロドロの3P?とか期待しすぎで読みました。途中でなんとなく犯人がみえてきて、やっぱりか〜で…物足りない感じ 悪人が欲しかった(笑)

  • 記憶喪失・すれ違い・生徒会…高校生らしいグルグルした恋バナ。←( ̄◇ ̄;)エッ

    強姦された夢を見る様になり、これはきっと本当にあった事なんだ!!\(◎o◎)/
    と、その相手を探そうとする涼太
    そこから何故か幼馴染の恭一とギクシャクする事に…。

    涼太にとって幼馴染の恭一は自分にとってスーパースター!!自慢の種
    でもそれとは別に恭一と自分を比べて自分って劣ってる?と自虐的にもなる存在

    恭一は言葉が足りない不器用さん

    お互い言葉が足りなく知らない内にグルグルとすれ違っていく
    そこに優しい3年の生徒会長が絡んできて……さぁどううする!?

    自分の気持ちを言葉にしないと何も伝わらないって事で(;^◇^;)ゝ

  • 内容は良かったんだけど、途切れ途切れで読んでいたからか、『夢の男』って結局誰なんだよ!と途中頭がこんがらがりました。
    あとあらすじにトライアングル・ラブって書いてあるけど、あんまり三角関係なイメージはなかったなあ。あくまでも恭一と涼太がメインで、そこに少し北川が絡むというか。
    でも何だかんだで最後良かったです。

  • 記憶喪失もの大好物なので、期待大で読み始めました。
    ……あ、なんかこれ、デジャブ……。

    「愛はね、」「ぼうやもっと~」に感じたあのモヤモヤ。

    今回は攻のエンドレスループじゃなくて、受のエンドレスループでした。
    案の定、受のネガっぷりにイラっとして、なんともいえない気分に。
    月村奎さんのネガ受は大好物なんですが、どうもこの作家さんのぐるぐる系とは相性が悪いようです。
    というか、この作家さんの学園ものと相性が悪いのかも。
    そして斜め45度な感じの記憶喪失ネタも、なんだか中途半端。
    記憶喪失に壮大なロマンスを求めてるので、欲求不満に。

    可もなく不可もなく、記憶に残らないお話でした。

  • 義兄弟もの?が良かったのでこちらも

  • Atis collectionよりCD化

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