- Amazon.co.jp ・本 (237ページ)
- / ISBN・EAN: 9784199006111
感想・レビュー・書評
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強気に見えて結構ぐるぐる考え込んでしまう丈慈。そんな丈慈がギルの態度にイライラしながらも惹かれていく過程が楽しかった。自分の仕事にプライドを持って取り組む2人を見るのも、ここまで一生懸命になれる仕事に出会えるのは幸せだな。と思えて気持ちよかったし。気持ちが通じ合えば、素直になりそうな2人の甘い生活をもっと見たくなる話だった。
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執事×作庭師。
英国庭園にお茶室を、とかふたつの文化に対するスタンスとか、丈慈のお庭に対する心構えとか。普通に色々面白かった。
恋愛場面はちょっと駆け足というか無理やり詰め込んだ感がなきにしもあらず、だけれど。 -
ギルが格好いいです。
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執事属性などまったくないし、むしろはやりの執事なんてファックと思っていたのに買った理由はただひとつ。「執事じゃなくてこれ家令じゃん!?」
本場の執事なので「サー」とか言ってしまうし…
BLなので受けと攻めが魅力的なのは当たり前なんですが、脇のデクランがすごくいいやつで「これこれ!こういうの、大事!」と思います。
舞台はイギリスの城だしすごくBL王道系でわたしは…こういうの…だいすきですよ…へへ… -
英国執事×作庭師
茶道の家に生まれ作庭の道に進んだ主人公は、英国のとあるお屋敷に茶室を建てるべく招かれます。
そこにいたのは執事。その役割・仕事に忠実であろうとする姿は、時として慇懃無礼で。
茶道や茶室についての蘊蓄と、イギリスの執事文化をうまくからめて説明し読ませてくれるのはさすが!むちゃくちゃ和菓子とお抹茶がほしくなる(笑)
ただ…最後におもいっきり詰め込んだ感のある恋愛シーンがもったいない…。
もうちょっと丁寧に描いてほしかった。
そして個人的にいえば主人公がすごく受け受けしかったので、いっそのこと執事を組み敷いてほしかった…(笑)
お姫様だっこがあったり、お風呂にいれてもらったり、浴衣きて部屋に戻ってきたら蒲団がふた組並べて敷いてあったりと小さなモエどころもあるので楽しんでほしい一冊。 -
お抹茶が飲みたくなった。笑
仕事シーンに重点をおいていて、イギリスと日本の対比やキャラそれぞれのものの見方などが丁寧に書かれていたところは楽しめた。
恋愛部分はちょっと物足りないというか後半(最後の最後で)無理やり纏めてしまった感が否めない。攻めの受けに対する気持ちの変化をもうちょっと詳しく描いて欲しかったかなぁ。でも先生もあとがきでおっしゃっていたようにそれはギル(攻)が「私はそんなこと言いません」って止めたのかな。笑 -
英国執事×日本人作庭師。主人公が年齢の割に子供っぽく感情的なのに対し、執事が良くも悪くも骨の髄から執事で、掛け合いが良かったです。 ラストはやや強引にまとめた感。最後の濡れ場は濃いぃーです。二人の会話が良い。舞台は日本と英国で、双方の良さが味わえます。