- Amazon.co.jp ・本 (245ページ)
- / ISBN・EAN: 9784199006302
感想・レビュー・書評
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この作者さんが描きたいものは「純朴な幼なじみが、田舎から押しかけ花嫁してきた!」っていうことなのだろうけど。
あっちこっちにボールを投げすぎてなにが言いたいのかよくわからない。色々な要素入れたり、作品オリジナルの固有名詞・登場人物の名前出しまくって、読み手の目線を四方八方に散らす。
ごった煮。
なにをいちばん書きたいのかを整理して、絞って書くともっと読みやすくなると思う。
あとがきも作風通り2ページにこれでもか!ってくらい色々な話題詰まってる。ここまで雑多だと、逆に微笑ましい。。?
実際にお話したらにぎやかで面白い作家さんなのかも。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
おもいっきりネタバレ(^-^)
『紺ちゃんのお嫁さんになりにきたよ!』 11才の時の約束どおりに どマイナーな山村から追いかけてきた7つ年下の幼馴染み・光穂は天使か それとも…。
誰もが認める「洗練された都会の男!」厳原の視点で語られることは 果たして真実なのか?! 途中から疑わしくなってきました。本人の思い込み?
『いろいろと 面白いよ?』と光穂に言われる始末。
青くなったり赤くなったり(これは嘘) 一人相撲の様相。
一人が語ることの面白さを味わえました 。
ただ上杉は本当にライバルなのか知りたいです。 -
かわいい話でしたー。
ま、ちょっと「看板に偽りアリ」かな?別に天使でもないしメイドでもない感じがすんだけど。
田舎の純朴な幼なじみが昔の約束を頼りに、東京でオシャレ雑誌の編集をする紺ちゃんの購入した目黒の純和風の家に転がり込む話。
過去、そして田舎でのことを忘れたいと思っている紺はそれに困惑しながらも、勝手に庭を耕したり、昔の二人の写真を飾ったり、テーブルを取り替えたり、悪気なく紺の生活に踏み込んでくる光穂を追い返すことができなくて・・・
なんだろなー。紺の昔の失態とか、今思ってる気持ちとかがウソくさくなくていいなーと思いました。
だからこそなんか余計にかわいく思えるとゆーか。昇進のこととか、同期への複雑な想いとか。
ま、さすがに光穂のキャラはありえないんだけど、でもかわいいからいっかー。みたいなね!! -
「紺ちゃんのお嫁さんになりに来たよ!」一人暮らしのイケメン編集者の紺の前に、いきなりやってきたのは、7歳年下の幼なじみ光穂。
いきなり、メイド服でむかえられたり、天然系の光穂に調子を狂わされるのですが、やがて、光穂は大切な存在だと気付きます。
安心して読める、年の差幼なじみもの。
光穂、まっすぐで、かわいい^^!
ある過去のために、家族や故郷に距離を置く紺。田舎育ちの私は、共感できる部分がありました。紺が、光穂への想いに気づく過程の中で、自分自身のコンプレックスや故郷のことを克服していく様子が、よかったです。
あと、脇キャラの上杉に萌えました。私の好きな、眼鏡男子でした。