左隣にいるひと (キャラ文庫)

著者 :
  • 徳間書店
3.47
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本棚登録 : 162
感想 : 23
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  • Amazon.co.jp ・本 (249ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784199006692

感想・レビュー・書評

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  • 些細なことで喧嘩してそのまま疎遠になった親友同士の話。
    片方はずっと前から主人公の事が好きだったことを告白。
    可愛くて読みやすいお話でした。
    私、こういうお話好きなんだけど・・・う~ん・・・。
    ノンケだった主人公が親友の気持ちを受け入れるのが
    超あっさりでそこが納得いかず・・・。
    そこの葛藤はもうちょっと必要じゃないだろうか。
    一応受け攻め決まってはいたものの、リバっぽい雰囲気と思ったら、あとがきによるとリバにしたかったのですね。
    リバだったらもっと好きだったな~。
    エロは超あっさりと言うか、朝チュンぽいというか、
    しっかりは描写されない感じです。
    う~ん・・・5年の空白を経てようやく実った夜は
    もっと熱くてもいいんじゃないのか・・・。
    いや、熱かったのかもしれないけど、ダイジェストだったので不満が残りました。
    木下けい子さんの挿絵は好きでした。

  • 幼馴染で親友。
    可南さらささんの本はまだ二冊めですが、どうしようもない片想いが報われる話が好きなのかな?と。

    幼馴染ものは大好きですが、もう少し…恋愛以外の繋がりからゆっくり導入があっても良かったかな、と。
    告白がいささか唐突な印象でした。

  • なんかイラっとしたような。

  • 再会愛。男前受

    リバっぽいけど私としては、あとがきから読んだので
    受け攻めがわかりつつ読んだので違和感なく読みましたw

    ヘタレ攻?ってほどヘタレてないので、なんて書けばいいのか
    難しい。

  • 受けと攻めが逆でもいい微妙な関係だったような。

    でも、とても好感もって爽やかに読めました。
    案外、あっさりした感じかな…。強い印象がないです。

    あとに収録されてるほうの話が甘かったです。

  • 初読みの作家さんです。『月って手を伸ばしたら、なんだか掴めそうだよね』とそんな話をいったいいつ、誰としたんだっけ?って書き出しを読んで、たぶん結構好きだなって予感がした。書き出しの1ページの印象って、誰かと出会うときの第一印象と似ている。同級生の再会愛は大好物なので、それだけで2割増しくらいに楽しい。この話をポエミーな文体で三倍ぐらいのボリュームに希釈したら、『スローリズム』になる気がするww
    かっこよくてやさしくて、ちょっと鈍感で、乙女で、泣き虫な攻をうまくリードする真っ直ぐで男気のある受。
    メンタルでは攻守逆転な感じが、なんか好ましい。
    設定とか展開とか特に目新しいことはないけど、お互い探りあいながら、確かめあいながら、ずっと隣にいてくれた人の大切さに気づいていく過程とか、一緒に過ごした時間の重みとか、
    きっと誰の胸にもじんわり沁みて、幸せな読後感が得られると思う。

  • ★3.6
    良かった~。攻めがすっごい健気だった!相手のことを思って身を引くとかこういうタイプは受けに多い感じだけど、これでは攻めっていう(笑)逆に受けが男前っていうのがまたいい。あとがきにもあったけど、全然リバでもいい感じ。両視点でのお話があったのもすっごくイイ!お互いがどう思ってるのかとかわかるとにやにやする(笑)

  • なんて攻がヘタレで愛おしいんでしょうね。 どんなけ好きなんだよ!って言いたくなるくらい、純粋な恋心でしたね。なんかこっちまで胸が詰まってくる攻の気持ちが綺麗で切なくて・・・、でも泣きすぎ(笑) 始まり方は曖昧だけれど、ほだされて付き合い出したのではない!と読者い判るほど両者の心情を丁寧に書かれてましたよね。 物語的には大きな山みたいなのはないけれど、素敵なお話でした。 でも萌え要素というか、何かもう一押し欲しかったな。

  • 某True blood ADVのケイアキスキーにはビンビンくる一作。

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