- Amazon.co.jp ・本 (298ページ)
- / ISBN・EAN: 9784199007125
作品紹介・あらすじ
八百万の神々が集う、八年に一度の宴-。「伴侶の披露目をせよ」との命を受け、渋々出席することになった狗神。けれど、比呂は内心興味津々!!狗神がかつて眷属の神狼たちを預けた、もう一人の狗神に会えるからだ。ところが、宴で出会ったその神・青月は、なんと祟り神に堕ちかけていた!?髪も尻尾も毛先が黒く染まった静謐な美貌の神は、「おまえに会いたくて来た」となぜか比呂に執着して!?
感想・レビュー・書評
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続編。人間の比呂が狗神の嫁になってからのお話。
新米伴侶とはいえ比呂が暴走しすぎで、世話役の藤の苦労がMAX。今回は比呂の単独行動が多くて狗神の影が薄かった・・・。 -
狗神の花嫁の続編です。
新婚生活のふたりがすれ違いまくるお話でした。
前回、藤のもふがあれば最高だとかのたまってたら、今回
神々の宴に出席するにあたり、本当に藤のもふを見られるとはっっ!!
狗神がもふで茜がもふもふで悶え狂いそうなところに、
藤のもふですよ。
宴に出たら出たで、同じ狗神の青月ももふもふときたもんだ。
もふもふ天国を堪能できる1冊でしたが、内容は重め。
愛してくれた人を失ったことから祟り神になりかけている
青月をなんとか救いたくて、あれやこれやと行動する比呂と、
比呂を失うかもしれない不安に押しつぶされそうになって
始終ピリピリしてる狗神がすれ違いまくってます。
結局の所、狗神も比呂も青月も全員が全員考え方が幼く、
自己中心的だったゆえに起こったことでは……と思うのですが、
最終的には丸く収まり、家族も増えて一件落着。
狗神の眷属も戻ってきたことで、また賑やかになるなと
思うと、是非とも続きが読みた~い!
アホな山吹が藤に叱られつつ、尻尾振って伏せする姿が
見たい!
というわけで、山吹と藤がくっついてしまえば楽しいのに、
という気持ちを籠めてスピンオフ希望。 -
攻めも受けも子供なんだよなぁ。
なにせ自分の中の思いってのが第一で---それは相手のことを思ってのことなんだけれど---譲らないから大変なことになるんだよ。
もうちょっと相手のことを『思う』だけじゃなくて話そうよ?ね?ww
相変わらず茜がかわいい、1作目より幼児化したような気がしないでもないけれど可愛いから許す!
そして新キャラ山吹……ww 彼が絡んできたらこのお子様夫婦がいい具合に変われそうな気がする。 -
狗神・白付の元に嫁いだ人間の比呂
人間界では3年半、神の世界ではまだ半年
本当ならラブラブで新婚さん気分なんだけど…
比呂くんは今ある幸せを素直に喜べない…
まだ来ない未来に心配してヤキモキして空回り。
結局それで周りを振り回してしまう。
ちょっと損な性格なのかな?
相手を想い過ぎてそれでお互い傷つくってのは痛い。☆⌒Σ(≧д≦)
けど雨降って地固まるで2人の絆が強くなったのだから
終わりよければ全て良し。!(b^ー°)
狗神・青月は子供と同じ自分を愛して愛して、
ばっかで愛する事を知らない。
それって淋しいよね。
今回の事で次に成長するときは
周りの事も考えられる様になってる…と思う。
新キャラの山吹が少しお馬鹿さんなので気に入った。続編希望(笑) -
狗神様×比呂。ちゃんとタイトルにも2って書いてあって親切です。前巻で続きが読みたかったので本当に嬉しい一冊。しかも最初は狗神様の比呂スキーが溢れてて大変に萌えましたよ…。中盤は切なくなり、最後はほんと良かったです。しんみり。茜はかわいくて藤は美しくて、新キャラも良かったですよ!八咫と鈴弥も、皆良かったです!!!是非是非3が読みたい。amazonで購入の為SS付
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愛するほど弱みとなり、弱みを持つというのは、怖いことですね。
でも、その中で家族愛が育っていく読ませるお話。 -
面白いのだがラブが少なめ家族愛。