息もとまるほど (キャラ文庫)

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著者 : 杉原理生
制作 : 三池ろむこ 
  • 徳間書店 (2013年6月27日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (258ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784199007132

息もとまるほど (キャラ文庫)の感想・レビュー・書評

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  • なんかすごく良かったです。軽くもなく重くもなくお互いの気持ちが近づいていく感じがいい! そして別れを経ての再会愛なんだけれど、激しく求め合うわけではないのに、なんか地味に心にしみこんでくる感じの純愛でしたね。 意外に攻めがヘタレではないけれど、相手の事を思って身を引くあたりがちょっと物足りなさを感じたけれど、 大事な人を裏切ってでも最後は攻と一緒にいる事を選んだ受が良かったです。

  • 幼い頃交通事故で両親を亡くした透は、伯父夫婦に引き取られる。年の近い従兄たち、幼なじみ、暖かい家族に囲まれて透は幸せに暮らしていた。とりわけひとつ年上の彰彦は、おとなしくて心優しい透を気に掛け、時には庇い、透にとって特別な存在になった。年長の従兄への無邪気な好意、憧憬は、やがて隠しきれない恋心へ変わっていく。お互い同じ気持ちであることがわかっても、透には大切な家族を裏切ることはとてもできなかった。
    『家族だから』と言う透の一言で、ふたりの恋は永遠に封印されたはずだった。
    長い年月が流れて、彰彦は突然透の元に戻ってくる。必死の思いで胸の奥底に葬ったはずの恋心はいとも簡単に再び引き出されてしまう。お互いの気持ちが少しも変わっていないことなど、すぐにわかってしまうのだ。
    未熟だったふたりには決して乗り越えられなかった壁が、大人になった今は違う高さに映るのだろうか。
    大切な家族を裏切ることはできない、悲しませたくないという思いは今でも変わらないけれど、決してお互いを諦めることもできないと気付くための10年だった。何と引き替えにしても決して失くすことはできないとわかるための時間。
    結果、周りを取り巻く環境は何ひとつ変わっていないので、裏切る、悲しませるという後ろめたさは全く解消されない。ただ長い年月を経て、その事実をようやく受け入れる覚悟ができたということ。なので…両想い後の圧倒的な幸せ感は著しく乏しい…

  • ファンタジー作品から入った杉原さんなので新鮮に感じたのですが、
    こちらが本来の杉原さんのテイストなのかな?
    いい意味で湿っぽさがあって私は好きです。
    唐揚げが食べたくなりました!w

  • 再読したけどダメだ。杉原さん好きなのに何故かこれは読めなかった。

  • 何かこう、しっとりじっくりくるお話だったかな。
    萌え転がるようなのではなくて、読み終わった後にじわじわくる感じ。二人の絆がすごくよかった。家族との話し合いの結末は気になるけど、たぶん、そこが入ったら一気にこの余韻がなくなってしまうのだと思うので、このラストはこれでいい。

  • しっとり静かな雰囲気のお話。
    学生のころダメだったが、大人になってお互い受け入れられるようになったところにすごく納得。お姉さんもとてもいい家族。
    再会物は年月無駄にした感がよくあるが、この作品は今だからこそが伝わってきました。

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息もとまるほど (キャラ文庫)の作品紹介

17歳の夏、一度だけ従兄弟ではなく恋人として、熱く求められた二日間-。両親を亡くし、伯父の家で育った透には、彰彦は恋人以上に兄で大切な家族だった。この恋が成就しても、きっと皆を傷つける…。血を吐く想いで諦めた透。けれど11年後、疎遠だった彰彦が、なぜか会社を辞め実家に帰ってきた!!再会して以来、優しい兄の顔を崩さない彰彦だが、時折仄暗く熱を孕む瞳で見つめてきて!?

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