二つの爪痕 (キャラ文庫)

著者 :
  • 徳間書店
3.05
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本棚登録 : 152
感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・本 (242ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784199007156

作品紹介・あらすじ

平穏な日常が、愛憎の渦中へ-姉の婚約者・峻成を慕う、大学生の陽太。社長令息の峻成は、柔和で紳士的な理想の義兄だ。ところが姉が、ホスト通いにハマったらしい!?真実を知るため、陽太は人気ホスト・タキに会う。しかしタキは「君を抱かせてくれるなら、彼女から手を引く」と脅迫!!姉を助けたい一心でタキに犯されるけれど、タキのキスマークを見た途端、峻成の顔が凍りつき!?

感想・レビュー・書評

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  • 執着兄弟3Pもぐもぐ。
    ただ、お姉さんが不当に可哀想。婚約者にははなから裏切られてて、のめり込んだ先のホストも相手が悪すぎた。誰かおねーちゃんを幸せにしておくれ…
    なんかもう誰も幸せではなさそうなエンディング。受けの主人公は愛欲の日々を送るんだろう。BLだから、それもまたよし。

  • 内容があまりないけど、とりあえず3Pのエロスは破壊力あり。

  • 嫌いじゃない展開ではあったけど、そんなに大事なお姉ちゃんを裏切ってまで2人を選ぶほどの経過は描かれていなかったような?終盤に「陽太以外の人間がどうなってもいい」旨、お父ちゃんとか工務店とかいろいろ話は出てたけど、ほんの一瞬でそんなにドロドロした感じはしなくて、執着とか溺愛の説得力に欠けたかなぁ。宮緒先生らしい人間のダメなとこをさらけ出す描きかたはとっても素晴らしかったのだけど。。。

  • 義兄が主人公手に入れる為に姉と結婚するの丸わかりで、でも穏やかな紳士然としてて良い雰囲気だったのに、そこからまさかのホストとの話で吹きました(笑)あれっ?ていう。しかもさくさく進む。姉の為とは言え。
    そしてホストと先に良い雰囲気になってしまって割と義兄が可哀想で、そのまんま半分までいっちゃって、表紙からして3人エンドなんだろうけど義兄どうやって入り込むの…ていう。強引に入り込んだけど主人公の気持ち的にはホスト寄りな感じがして、等分なバランスとは言えないかなーという感じでした。宮緒さんの3人て全部そんな感じですね。しかも攻は2人とも今は仕方ないけどいつか自分だけを、と思ってる終わりなので、3人でハッピー!て感じではないかな。多分結局ずっと3人なんだとは思いますが。あと主人公鈍すぎる(笑)普通に兄弟だって気づくよね。
    そして義兄がまさかの童貞オチには吹きました。いやーますます可哀想だ…大事に手に入れようと思ってたのに先に奪われちゃってね!
    あと普通に姉が可哀想ですね!
    病院の場面かな、視点が変なとこで変わってるのか唐突に台詞入ったりで、なんだか終盤すごく読みにくかったです。

  • ★3.5。知力財力社会的地位完璧な眼鏡攻が中身は純情童貞、暴走十代というギャップ!生真面目紳士からサイコな変態絶倫への豹変に萌え。一方冷め切っていたタキが受にだけ甘えて執心し、チャラいのにヤンデレというのも萌え。受を囲うために手段を選ばず、受以外はどうでもいい腹黒ヤンデレ二人に満足。明るく終わるより狂気的な堕ちが好みです。ただ全体的に展開が早く、攻側の変化や背景もさらさら説明されるのでもっと掘り下げて欲しかったです。序盤はドロドロ風だったのに峻成の豹変あたりからトンデモコメディ風になってしまったのが残念。

  • 宮緒さんには珍しい、チャラい系茶髪ホストのタキが前半メインだったので新鮮でした(このタイプ好きなので、ぜひ今後も出してほしいなぁ。眼鏡クールビューティの方がお好きなのは薄々察知しておりましたがw)表紙でわかるとおり三角関係→3Pありです。いつにも増して強引な展開やら、お姉ちゃんの立場(泣)やら、いろいろ気になる点もあるんですが、ダブルの執着愛でがんじがらめ、エロいっぱいの宮緒仕様で毎度一気読みさせられちゃいます。ごちそうさまでした。

  • 末っ子で甘やかされていてウンヌン(省略)の、自分の苦手な受けでした。
    ひたすら姉に同情したくなる。それぐらい周りの人たちの思惑や行動がえげつなく感じた。だから読み切るのが大変で、中盤からは買ったからにはもったいないの一心でページをめくっていた。
    この作者さんの本は2冊目で、以前の本は楽しく読めただけに残念。
    末っ子全てが嫌いなわけじゃないので、今回は設定やキャラクターとの相性が悪かったのかな。
    あ、でもタキは好きでした。性格や言動が印象に残ってます。

  • 犬ではなく病んでる系の方の宮緒さん。 
    病んでるわけなんだけれど、いつものような狂気や怖さはあんまりないので、ちょっと中途半端に放りだされた感じだったな。

  • 受けが流され過ぎて「堕つればもろとも」のような受けが読みたい。

  • おにいさんが魔法使いだった事がわかり★4つ!

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著者プロフィール

(みやお あおい) 2011年プラチナ文庫『堕つればもろとも』 (フランス書院)にてデビュー。以降、BL各社で活躍中。

「2016年 『シークレットクルーズは危機一髪 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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