初恋の嵐 (キャラ文庫)

著者 :
  • 徳間書店
3.88
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本棚登録 : 292
感想 : 22
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  • Amazon.co.jp ・本 (327ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784199008214

作品紹介・あらすじ

「俺は将来、悪徳弁護士になって金を稼ぐんだ!!」大学生と偽って蜂谷の家庭教師に現れた同級生の入江。目的のためなら年齢詐称も厭わない現実主義者だ。有名ラーメン店の跡取りで、将来が決まっている蜂谷は、自分と正反対な入江に驚かされてばかり。共にゲイだと知っても「お互い範疇外だ」と言い続けていたけれど!? 築き上げた友情の壁は簡単には崩せない──こじらせまくった永い初恋v

感想・レビュー・書評

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  • まさに初恋の嵐でした!
    登場人物全員のキャラが最高に良かった。
    特に良太郎のキャラ最高よ♥

  • ラブコメだー------------!!!!!!!!!!!!
    ラブ米が大豊作だー---------------!!!!!!!!!!!!!!

    と叫びたくなるくらいラブコメディ
    エッ凪良先生で…!!???と思うくらいラブコメディ

  • 凪良先生のラブコメにハズレなし!です。
    なかなか両想いにならない二人の焦ったさが良かったです。
    木下先生がコミカライズしている「そろそろ、どうですか?」をセットで読むと、更に幸せな気持ちになれます!^_^

  • 究極の両片思いでしたー
    分かってるのにキュンキュンした

  • 2017/04/20
    かわいいー
    実はお互い好きなのに、今の関係を壊したくないから友達で…と、4年!いや、4年以上かな?
    ずっと気持ち押しとどめたままの2人。

    しかも、入江は頭良いのに
    恋には鈍感すぎる。
    もうちょい、勇気出してよー!!と
    途中何回か思うところはあるものの
    最後は幸せな2人が読めて良かった☆

  • 大好き・木下けい子センセの挿し絵。このまま
    まんが化してほしいほどハマるお話のかわいらしさ。
    同じ高校にイケてる容姿でgayの男のコが3人て・・。
    性格の悪い守銭奴メガネのキャラが、ギド先生の
    「悪人を泣かせる方法」鷹尾みたい・・。
    どっちも好きだけど。
    ラーメン屋の話とか、花沢の性同一性障害の話や
    サブストーリーが魅力的。
    凪良先生のこういう軽いコメディタッチの話は
    ほんとすき。
    1冊でふたりの高校時代から25歳まで
    じっくり読めて大満足。

  • 入江が……、とにかくおもしろかった。
    「美しい彼」の平良とは完全逆バージョンの俺さま攻めで、入江……いいなぁ。

  • 攻のキャラがたっていて面白かった。いじめられっ子への復讐計画など、発想が突飛で楽しく関係のないところで感心。焦らされつつも、二人が互いに好意を寄せていく二話までは最高に楽しかった。
    ただ、一番ページをとっていた収束のエピは親友や他キャラもからんでドタバタの要素が強く、8年のもだもだを経てこれでくっつきました!といわれても。期待とはちょっと違った。

  • 凄く可愛らしい話でした。
    精神状態停滞気味なので、重めの話は読みたくないと思い手に取ったのですが、痛い描写もせつない描写もほぼなく、両片想いのすれ違いっぷりが、絶妙なバランスで書かれています。
    ハングリー精神抜群の貧乏攻と、素直な金持ちボンボン受というありがち設定でありながら、それを最高の位置まで活かした話はテンポよく、時折くすっと笑いながら一気読みしました。
    攻の毒舌っぷりと長台詞がおかしくてスカっとして、夫婦漫才のような受とのやり取りに元気を貰えます。
    割れ鍋に綴じ蓋とは、本当にこの2人のような関係だなと思いつつ、お互いを支え合う想いの深さに胸が温かくなりました。

    脇キャラの存在感もたっぷりで、悪い人がひとりも出てこないのが良かったです。
    受の幼馴染みのオネエ花沢と、松田のコンビも最高でした。
    このふたりのフラグもばっちり立っているので、ぜひスピンオフに期待したい……。
    本編CPよりも、こっちの2人の方に萌えました。
    充実した内容で後味も良く、最後まで楽しく読めました。

    惜しいのは挿絵。文章では夜なのに真っ昼間な窓の外や、ラグの上に押し倒してるはずなのに、なぜか直のフローリングだったりと、気が削がれてしまう場面がいくつか……。
    こういうのを見つけてしまうと非常に残念な気持ちになってしまう。

  • 入江の思考が面白い。兄妹のたくましさ!
    なかなか自覚しない恋心にきゅんきゅんしました。

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著者プロフィール

1973年生まれ、京都市在住。2007年、BLジャンルの初著書が刊行され、デビュー。17年『神さまのビオトープ』を刊行し、高い支持を得る。19年『流浪の月』と『わたしの美しい庭』を刊行。20年『流浪の月』で「本屋大賞」を受賞する。同作は、22年に実写映画化された。20年『滅びの前のシャングリラ』で、2年連続「本屋大賞」ノミネート。22年『汝、星のごとく』で、第168回「直木賞」候補、「2022王様のブランチBOOK大賞」「キノベス!2023」第1位に選ばれ、話題を呼ぶ。翌年、同作の続編にあたる『星を編む』を刊行した。

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