パブリックスクール: -群れを出た小鳥- (キャラ文庫 ひ 3-7)

著者 :
  • 徳間書店
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本棚登録 : 492
感想 : 18
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  • Amazon.co.jp ・本 (353ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784199008221

作品紹介・あらすじ

ハーフタームの休暇中、無人の校内で昼夜を問わずエドに抱かれる礼。これは言い付けを破った罰だ──。わかっていても、エドを独占できる喜びと快楽に溺れる日々…。ところが、休暇が明けると、たおやかな美貌の編入生・ジョナスが復学!! エドの恋人らしいとの噂に、礼は不安と嫉妬に駆られ!?閉鎖された檻の中──一瞬の煌めきが彩る少年時代に、生涯ただひとつの恋に堕ちる、奇跡の純愛!!

感想・レビュー・書評

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  • パブリックスクール2作目、前作の「檻の中の王」と、合わせて、一つのエドと礼のお話でした。
    スクールでの最後の1年、新たな友人ジョナスとの出会い、エドの卒業、礼は日本へ・・・。別れと再会のお話。
    8年ものブランクは長かったけど、礼とエドの愛は今度こそゆるぎないものに。まだまだ遠距離恋愛らしいですが、末永く幸せになってほしいです。

  • ギル、オーランド、ジョナスめちゃくちゃいい働きしてくれますね( ´༎ຶㅂ༎ຶ`)

  • それで、後編。大体「健気(そして自己評価低い)受」は、与えてもらう愛情に気づけず、こっちがイライラするほど自分のことを相手が好きなはずないとか愛情をねじれて受け取って…ってパターンが多い気がする。それって結局真ん中が「自分」だからだよね、相手に愛情を要求する受け身な姿勢だよね、っていうイライラかなと思う。
    礼は、周囲の友人(というか先輩?)に、「自分の愛が相手に伝わっているのかは分からないけど、逆に相手の愛をきみは受け取っているのか」「相手の『気持ち』は見えないけれど、してくれた『行動』は見える」というアドバイスを受け、きちんとそれを受けとる。相手の愛を受けとる、って意外と難しいんじゃないかな。言葉で「好きだ」といってくれない人の愛を受けとる、信じる。思い上がりにならず卑屈にならず。
    実際、エドの礼に対する執着と溺愛っぷりはこちらにはスケスケでキャー

  • もう……っ!もうなんなんですかね!!!!

    もともと商業BLはなんだか軽すぎてむやみやたらと致してる()シーンが出てきて、やたらハーレムで「いやいやいや……!!」って苦手意識あったんですが、反省!!(そっちが好きな方には逆に苦手かもしれない)

    ちゃんと、メイン2人(礼とエド)の物語。
    それぞれが考えてること、葛藤してること、でも愛していること、傷ついたこと……こう書くと重そうですが、そんなことなくほんと読み始めると止まらない。
    読者からすればエド→→→→礼が見え見えなんだけれど、どんなミラーを持っているのか礼はことごとくネガティブに跳ね返す!!エドがイライラしつつ、それでも礼のために礼に気持ちを伝えられないはがゆさに、エドと一緒に悶々としつつ笑えてきちゃいます。

    ジョナス、オーランド、ギルは読者の気持ちを代弁してくれてるなぁ……読者のしたいことを代わりにしてくれてモヤモヤが解消される。

    前巻に比べ、トンネルから抜けるように明るく、広い世界にどんどん広がっていくこの2巻。
    みんながみんな、礼を好きで応援してくれて、救われる礼に救われる。クリスマスとかクリケットとかうさぎ狩りとか行事が魅力的すぎてニヤニヤしっぱなしだった。クリスマスはほんと目に浮かぶよう……幸せな思い出ができてよかったね。゚(゚^ω^゚)゚。


    ジョナス登場はドキドキしましたが、いい人過ぎた……
    ああいう存在ってすごく読んでて安心しますよね……

    ギルの存在もたまらない……ああいう存在(好きな子にちょっかいかけちゃう感じ)もいい……
    goodbyeになんだか泣けました。。

    オーランドは礼にとって本当に大きなきっかけになってくれました。恋とかじゃないのかもしれないけれど、ああいう存在も以下略
    オーランド後半出番なかったから3巻に期待です。

    もうなんだろう、すれ違いも愛おしいし、エドと礼と共に幸せに浸れる。最後についに12年の想いを爆発させたエドが可愛かった。頑張ったよね。ほんと。一途過ぎる。エドが主人公でもある物語、というあとがきに納得。ツンデレたまんないな!!!╭(°ㅂ°)╮╰(°ㅂ°)╯

    取り乱しました。
    3巻はもう手元にあります!!そしてなんとタイムリーなことに4巻出るんですね!!!!おめでとうございます!!!ありがとうございます!!!嬉しすぎる!!!
    スピンオフって聞いたんだけど……まさか!!!!?


    現場からは以上です!!!!

  • 1巻目は愛の蜜に酔えとほとんどプロットが一緒だったので微妙だったけど、2巻目では二人が自立した大人に成長したのがよかった。でもやっぱりCPが合わない…BLのお約束が抜けてないのがイマイチ。文章も大作にふさわしく素晴らしい。イラストyocoにした編集さんの戦略勝ち? ゲイとしての葛藤もなかった。

  • 積本崩し、シリーズ第2巻。エド格好いい〜! 傲慢で王様なエド、青い血に縛られ愛していてもソレを伝える事すらできなかった彼の思いの丈を聞いた時にはもうウルウルですよ。そしてギルの株がグンと急上昇した今回。マッシュポテトかけたクセにこんないい男になりやがって!と変な言いがかりをつけ「さよなら、レイ。……十六の思い出」にはコノヤロ~と悶え死んだわ。礼に関しては健気だけどやっぱりちょっと苦手な受かもと思い直した。

  • すれ違いモノでは仕方がないとは言え、流石に礼くんは鈍すぎだろう。
    しかしこの手の「攻めが独占欲(とかほぼ身勝手なこと)を理由に受を虐げ外界との接触を絶たせていたが、受に興味を持ったものの手で受の世界が広がり、実はみんなが受を気にしていたことがわかる」的BLってどうして受が攻とくっついてくれるのか不思議です。

    というのとは別に王道モノとして普通に萌えました。でももう一冊はいいかな。

  • 悪くはなかったけど今一歩という感じか。自分の萌えに掠りはするけどど真ん中って感じではなかったかな。

  • ジョナスがもっと嫌な奴かと思ってたらいい子じゃないの;w;
    スクールでの最後の数か月の充実感、礼が幸せそうで本当によかった。
    その後の別れや、8年間がありましたが凄く楽しめました。
    3巻も買ってあるので今から一気読みしてきますwwwww

  • ジョナスやオーランドがいいキャラだった。ギルも面白い。

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