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- Amazon.co.jp ・本 (237ページ)
- / ISBN・EAN: 9784199008641
作品紹介・あらすじ
一週間前、恋人の康太郎が交通事故で死んだ――。深い喪失感に襲われ、虚ろな毎日を送る白石修士。人嫌いな康太郎は孤高の天才科学者と言われていたが、その研究については何も知らない。思い出を求め、修士は康太郎の残した私設研究
所に。しかし、無人のはずの研究所で出迎えた男を見て、修士は驚愕に息を呑む。「驚かせてごめん。俺死んだんだろ?」なんと変わらぬ笑顔の康太郎だった――!?
感想・レビュー・書評
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「いつか、修士が愛してくれていた俺は跡形もなくなってしまうかもしれない。だから、せめて姿かたちだけは前のままでいたかった」
(P.215)詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
恋人が事故死、しかし恋人は万一のために自分自身のクローンを自分の研究の一環として作っていた。という、ところから始まります。
とても非現実的な設定なのに、その後はとてもリアル。恋心はどうなるか、戸籍が無いままどう暮らしていくか。
こんな形でもいいから愛する人と、というエゴとロマン。結構好きです。
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