刹那と愛の声を聞け (キャラ文庫 み 3-28)

著者 :
  • 徳間書店
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (243ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784199008740

作品紹介・あらすじ

俺のためにヤクザから足を洗ってほしい――恋人には、決して言えない儚い望みを抱く商社勤めの貴生。浜村組の若頭補佐を務める藤堂は、一度別れ再び恋人となった男だ。どんなに激しく抱き合っても「また何かあったらおまえを捨てる」と告げる藤堂。過去に組の抗争に巻き込まれ、拉致監禁された貴生を想っての一方的な言葉に、内心反発していた貴生。そんな折、再び組で抗争が勃発して!?

感想・レビュー・書評

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  • 一般外資系サラリーマンの貴生
    若頭補佐の藤堂
    住む世界の違う二人が離れられない愛情を確かめあう。
    大人な二人が求めあう、純愛のお話

    一度は辛い別れを経験した二人が再会し蜜月を過ごし、また抗争に巻き込まれたりしますが、もうちょっと盛り上がりが欲しかったような。
    貴生の想いの繰り返しが多かったような・・・

  • 最初は過去の事がちょっと説明口調に感じられたが、途中からはグイグイ読めました。893もので久しぶりに過去に痛い展開があります。魔性のモテぶりで周りの男たちをクラクラさせてます。

  • 水原さんらしい本。
    最初から出来上がってるカップルだけど、さらに絆を強くしていく、という話。
    ベテランさんだから、話の進め方に無理がないし、読みやすい。事件があるにしてはさらっとしてる。
    ただ最後の最後に足抜けするという珍しい展開。

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