ぶたぶたの休日 (徳間デュアル文庫 や 2-2)

著者 :
  • 徳間書店
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感想 : 24
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  • Amazon.co.jp ・本 (253ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784199050565

作品紹介・あらすじ

ある時は占い師、ある時は定食屋手伝い、はたまたある時は刑事。動き、喋り、働くピンクのぬいぐるみ(ほぼバレーボール大)、山崎ぶたぶた氏はなにを隠そう、お父さんでもあるのだった!休日だからと気を抜いてしまったのか。ちょっと寝過ごしたぶたぶた。ゴミを出し、洗濯物を干し、雨のなかを買い物に走る。約束の時間に間に合わせるために…。ぶたぶたの魅力あふれる、「お父さんの休日」「約束の未来」「評判のいい定食屋」「女優志願」の四篇を収録した最新作、書き下ろしで刊行。

感想・レビュー・書評

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  • 占い師の見習いだったり、定食屋さんのお手伝いだったり、または刑事だったり・・いろいろなぶたぶたさんの姿がみれました。どのぶたぶたさんにも癒されます。

    少年野球に混じって試合をしているのだけど、バッターボックスに立っているぶたぶたさんを想像するだけで、かわいくて読みながら自然と目尻がたれさがっている自分がいてます。

    いやぁ~本当に癒されます。

    • まろんさん
      少年野球に混じってるぶたぶたさん。。。かわいすぎる♪
      ボールといっしょにぽーんと飛んでいってしまわないか、ちょっと心配ですが(笑)
      ↑今、と...
      少年野球に混じってるぶたぶたさん。。。かわいすぎる♪
      ボールといっしょにぽーんと飛んでいってしまわないか、ちょっと心配ですが(笑)
      ↑今、とんで、というところを変換したら「豚で」と出て
      えええ?!うちのPC、私のぶたぶたさん好きを学習した?!
      と、ひとりで大笑いしちゃいました(*'-')フフ♪
      2012/08/20
    • nobo0803さん
      まろんさん

      すごい!!まろんさんのPCすばらしい変換ですね(笑)
      私自身も、最近「豚」という字にすごく反応してしまうんです。かなり ぶたぶ...
      まろんさん

      すごい!!まろんさんのPCすばらしい変換ですね(笑)
      私自身も、最近「豚」という字にすごく反応してしまうんです。かなり ぶたぶたさんのとりこになってますよね~。まだまだシリーズはあるみたいだし楽しみです!!
      2012/08/20
  • ぶたぶたシリーズの第三弾にあたるらしい。
    最近のものから読んでしまったが、割とぶたぶたさんについて知っている今読んでも、初めて見て驚く登場人物たちと一緒に、興味深くぶたぶたさんを観察してしまう。
    ギュッといろいろ詰まって、濃い。
    不倫の話とか、浮気の話とか、夫がベランダから転落とか、ファンタジーというよりサスペンス劇場だったりするのだが、そこにぶたぶたさんが入り込んでくる不思議。
    結論として(過程をすっ飛ばしているけれど、それは本の中身)、ぶたぶたさんはぬいぐるみだけど、とてもいいお父さん!そういうこと。

    お父さんの休日/1
    約束の未来
    お父さんの休日/2
    評判のいい定食屋
    お父さんの休日/3
    女優志願
    お父さんの休日/4

  • ぶたぶたさんシリーズ3作目。(1作目は「ぶたぶた」)本当は2作目「刑事ぶたぶた」を読みたいところですが、予約しないと借りられなかったもので…。 ま、このシリーズは単品で読めますからね。次の機会に!

    どこから見ても、ピンクのぶたのかわいらしいぬいぐるみな山崎ぶたぶたさんですが、中身は渋い声の(多分中年の)男性。もちろん彼も、休日には普通に行動してます…見た目がぬいぐみでさえなければ。
    進路になやむ女子大生が占い師見習いのぶたぶたさんに出会う「約束の未来」
    夫の行動を不審がる妻が、夫の単身赴任先アパート近くの定食屋で働くぶたぶたさんを見かける「評判のいい定食屋」
    男性の転落死した家に捜査に入り、刑事なぶたぶたさんが奥さんに話を聞く「女優志願」
    以上3作の話の間に、ぶたぶたさんの「お父さんの休日」を挟み込んだ書下ろし短編集。

    ああ…やっぱりぶたぶたさんは和む…v 見た目でも癒されそうですが、その語る言葉もすごくシンプルでかつ大事なことだと思うのです。
    今回のテーマは多分「家族」ではないかなぁ…。これから作られる家族、今ある家族、失われた家族、そして理想の家族。
    それにしても、作者は担当さんに「ずいぶん生活感がありますね」と言われたそうですが(あとがきにて)。…私もそう思う…だって、ゴミ出ししたり宅配便受取ったり布団取り込んだりしてるよ!ぶたのぬいぐりみが!どうやってるのか想像するとすごくワクワクします。見てみたい~~!
    そして、ぶたぶたさんの声が今回「渋め」と知り、どの俳優さんがハマるか想像すると楽しい私です。個人的には水谷豊さんなどどうかと思うのですが! どーですかしら?! 

  • 読んでいる間、ずっと隣にぶたぶたがいてくれてるみたいだった。
    とにかく癒される。

  • やっぱりぶたぶたさん大好きです!!

  • めっちゃかわいい。鼻濡らしちゃったから飲み物いらないって言うぶたぶたさんと、その鼻をティッシュでぎゅーって掴んで拭いてくれる警官さん。

  • ぶたぶたシリーズ。中編の合間に短編もあって、ぶたぶたさんの日常を覗き見しているみたいで、楽しい。

  • ぶたぶたシリーズ第3弾。
    定食屋だったり、刑事だったりと本書でも忙しい。1冊同じ設定でまとめた方が好きかな。

  • 豚のぬいぐるみ・山崎ぶたぶたが主人公の話。
    ぶたぶたの休日の様子が描かれていて、家族の話が多いです。
    面白いけど、文章が幼い感じがします。
    ライトノベルと童話の中間くらいだと思えばいいと思います。

  • 表紙に惹かれて手に取りました。
    現実にはありえない「生きているぶたのぬいぐるみ」
    山崎ぶたぶたさんが主人公のファンタジー。
    占い師の弟子。定食屋のスタッフ。刑事。そしてお父さんとして。
    色々な顔をもつぶたぶたさん。
    リアルに居たら、私ストーカーする。絶対(笑)
    読んだ後とてもホッコリした気分になります。
    癒されましたー。

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著者プロフィール

一九六四年、埼玉県生まれ。八五年、矢崎麗夜名義で星新一ショートショートコンテスト優秀賞を受賞し、八九年『ありのままなら純情ボーイ』で作家デビュー。主な著書に「ぶたぶた」シリーズ、「食堂つばめ」シリーズ、「NNNからの使者」シリーズ、『あなたのための時空のはざま』など。

「2022年 『おいしい旅 想い出編』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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