- Amazon.co.jp ・本 (332ページ)
- / ISBN・EAN: 9784199051999
作品紹介・あらすじ
母を苦しめた父を倒し、ついにオルヴィエートの実権を握ったエレオノーラ。だがその代償は大きかった。オルヴィエートは経済大国の地位を失い、大切な人々はエレオノーラの周りから去っていった。兄のジェラルド、親友のベアトリーチェ、そして想いを寄せた男・コンラッド…。だが、風雲急を告げる銀河の情勢はエレオノーラに休息の暇を与えない。銀河宇宙の果て、深宇宙と呼ばれる領域で、兄と親友がボスポラス帝国軍と条約機構軍との戦いに巻き込まれようとしている。エレオノーラは再び激戦の渦中へ。
感想・レビュー・書評
-
10/01/05 読了。
忘れた頃にやってきた続き。
ミントアイス大好き工作員の兄ちゃんのことと、
彼とちょっといい感じになってたお嬢様が
お父さんとマネーゲームやったのは辛うじて覚えてた。
新勢力の出現と旧勢力(ごめん、こいつらすっかり忘れてた)の退場。
未だに真意がわからない(優しいっても限度があるだろ)お兄ちゃんは
この先いったいどうしていく気なのやら。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2009 12/18読了。
あきらめかけた頃に続刊が出るシリーズ、2年強ぶりの新刊。
前どこまで話が進んでいたかを一回戻って確かめないといけないのも2年強ぶり。
7巻でエレオノーラと父の決着もつき、今回からは<禁断の技術>を巡る攻防がいよいよメインに。その分中盤以降、『野望円舞曲』を特徴づける経済戦がやや影を薄めていくのは少し物足りなかったかも。
その分の物足りなさはキーファー・オブライエン准将とエァルドレッド大尉の魅力的なペアがカバーしてくれていたけれども。
8巻で一番いい味出してたのこの2人では?