- Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784199060038
作品紹介・あらすじ
「さとり」は、もはや求道者のためのものではなく、これから等しく5次元世界に暮らす人々のための、必須アイテム。
感想・レビュー・書評
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レビュー評価が高く、救われた、という書き込みが多いので読んでみました。
簡単なことだ、子どもに教えてもすぐにできる、
と筆者は言われています。
気持ちよく読むには読めました。でも1割くらいしか理解できていないような気がします。これではぜんぜんだめです。
とってもいいことが書かれていることはわかります。
そう、大事なのは "いま” なんですね。
そこはわかりました。いまはみんな幸せだ。
過去や未来を考えるから(思考するから)不安になる、不幸になる。
10回くらい読まないとだめ鴨(涙)。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
エックハルト・トールを初めて知ったのは、ニュー・アースを読んで。それまで自分が思考と一体化してるなんて全く気づいた事もなく、驚きながらも一気に引き込まれて読んでしまいました。今でもおりに触れて読み返しています。
ニュー・アースを持ち歩きたいので文庫本化しないかな〜と待っていたところ、見つけたのがこの「超シンプルなさとり方」の文庫本。
実践的な内容になっていて、しかも鞄に放り込んで持ち歩くのにちょうどいいボリュームです。
たまに取り出しては「いま、この瞬間」にあることを思い出しています。 -
瞑想の方法論がとても具体的でプラグマティック。観念的で概念的になりがちな話を、現実的なところに落としこんである。
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「いまに在る」ってことがどれほど、パワフルなことかがわかったので、これからはもっともっと
「いまに在る」ことを意識しようと思いました! -
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「思考を客観的にながめること」以外にも、無心状態をつくる方法が、いくつかあります。意識を100パーセント「いま」に集中させて、思考活動を遮断するのも、そのひとつです。意識のすべてを
、「いま、この瞬間」に向けてみましょう。そうすれば、思考活動をストップすることができ、「意識が鋭敏であると同時に、考えごとをしていない」という、「無心状態」になれます。(略)また、これは、瞑想の極意でもあるのです。
この方法を、日常生活の中で、どのように実践していくかについて、具体的にご説明しましょう。たんなる手段としておこなっている動作に、意識をすべて集中させるのです。すると、「手段」が「目的そのもの」に変わります。たとえば、家や会社で階段を上り下りする際に、呼吸はもちろん、その一歩一歩に、全意識を集中させるのです。これが、「完全に『いま』に在る」ことです。
手を洗う時も、同じ要領でおこないましょう。どのような行動であっても、それをする時に自分が受ける感覚を、ひとつ残らず意識するのです。水の音を聞き、水が手に触れる感覚を味わい、せっけんの香りをかぐ、という具合です。車に乗る時も同じく、ドアを閉めた後に、ほんのわずかな時間でかまいませんから、じっと自分の呼吸を観察してください。「わたしは存在する」というパワフルな感覚を楽しみましょう。
打つのがめんどうになったので以下メモ。
・未来が気になるのはエゴのせい。エゴはいつでも過去メガネでいまをみている。現在を、ゴールに到達するまでの通過地点として価値を損ねる
・自分の思考は本当の思考ではない。冷静な観察者となれ。
・時間の概念を捨てる→普段の生活の中で必要以上に時間にとらわれないようにする→そのためには、いま、この瞬間 しか存在しないという事実をこころの底からさとる いま、この瞬間 に焦点をあてる
・時間に、過去と未来に焦点をあてると、今を見失う 今こそが唯一のものである。存在するのはそれだけ。永遠のいまだけ
・ 人生に問題だらけでも、いま、この瞬間、たったいま、には問題はない。
感覚を、とぎすませましょう。自分が「いま」いるところに、完全に『在り』ましょう。少し、周りを見渡してみてください。判断を下さないで、ただ、ながめるだけです。光を、かたちを、色彩を、風合いを、感じましょう。すべてのものに息づく、「大いなる存在」に、気づきましょう。音に、耳を澄ませてください。決めつけをしないで、音の根底にある静けさを感じとってください。なにかに触れてみましょう。なんでもいいですから、手触りを感じ、そこにある「大いなる存在」を認識しましょう。
そして、自分の呼吸のリズムを観察しましょう。出たりはいったりする、空気の流れを感じてください。からだの内側の、生命エネルギーを感じてください。自分の内側のものも、外側のものも、すべてをあるがままに受けいれましょう。さらに強烈に「いま」にありましょう。
「いま」に、意識を集中させてください。
「いま、この瞬間」に、問題はありますか?
どんな問題があるか、挙げてみてください。
答えがありませんね。
→いまに完全に意識を集中させていれば問題はかかえられない。処理すべき、受け入れるべき状況はあるだろうけど、それは問題ではない
自分が心理的時間にとらわれているかどうかの検査
→わたしがしていることに、喜び、安らぎ、楽しさはあるだろうか?と自問する。ノーならいまを時間でおおいかくしてしまっている
もし自分がしてることにそれらのものが感じられなくても、行動そのものを変えなきゃなわけではない。どのようにおこなっているかを変えるだけでじゅうぶんかもしれない
どのようにおこなうか は なにをおこなうか より常に大切
おこなうことで達成できる結果よりも、行動そのものに焦点をあてる 意識をできるだけ いまの瞬間が運んで来たものに向ける いまをあるがままに、うけいれる
苦しみへの対処法はそれを観察することから
なにがじぶんに不安や不満を芽生えさせているのかを見極める。すでにそうであるもの に対する決めつけや、抵抗、 いま の拒絶など、無意識なものはすべて、意識の光りで照らすことによって溶けて消えてしまう
あなたは、ストレスを感じていませんか?
未来へ向かうのに忙しすぎて、 いま が、ゴールに到達するための手段になっていませんか?
ストレスは、あなたが ここ にいるのに そこ にいたいと思ったり、 現在 にいながら 未来 にいたいと思うことによって、生まれるのです。
あなたは不安ですか?
もしも~だったら? という考えをいつも抱いていますか?
そうならば、思考が未来の状況をイメージすることで、恐れをつくりだしているのです。未来の状況に、いま、とりくむことはできません。なぜなら、それは、そもそも存在しないものなのです。それは、思考の中の幻なのです。
呼吸を意識しましょう。からだから出たりはいったりする、空気の流れを感じましょう。からだの内側のエネルギーを、感じましょう。わたしたちが対処しなければならないのは、実際には、 いま、この瞬間 だけなのです。 いま、この瞬間 に、どのような問題があるか、自分にたずねてごらんなさい。来年でなく、明日でなく、五分後でもなく、 いま、この瞬間 です。いま、この瞬間 、どんな問題があるでしょうか?
わたしたちは、いつでも、 いま になら、とりくめますが、未来にとりくむことは、絶対に不可能でふ。その時その時の状況に必要な、答え、力、手段は、必ず、そこにあるはずです。それより前でも後でもなく、その時に、あるはずなのです。
インナーボディ、自分のうちにある生命エネルギーに意識を常に向ける→安定
インナーボディに集中できない時は、呼吸に焦点をあてる。
呼吸するたびごとに空気がでたりはいったりするのを意識で追ってみる。おなかの上下を。光り輝く物質が自分をとりまいていて、息を吸うたびにそれを吸収してからだを輝かせているイメージ
ペインボディ篇
自分の感情的な痛みに意識を集中、それをペインボディだと認識。わたしの内側にはペインボディがある、という事実を受け入れる
ペインボディについて解釈してはだめ。判断を下したり、分析したり、自分の都合のために ペインボディは○○が原因だ などと決めつけをしない。いま にあり、自分の内面を観察し続ける。 ペインボディを観察するひとになる。これがいまのパワーに繋がる方法。そして自分にどんな変化がおこるかようすをみる
すでにそうであること を受け入れて、決めつけをしない
感情的になったらそれを冷静に観察する
人生に抵抗せずに生きると、優美で、朗らかで、平和な心境でいられます。この心境は、状況の良し悪しに翻弄されません。逆説のように思えるかもしれませんが、かたちあるものに執着しなくなったとたんに、 かたちある世界 の状況が、好転することが多々あります。幸福になるために必要だと思いこんでいたもの、人、状況にしがみつかなくなったとたん、奮闘や努力なしに、それが、スムーズにやってくるのです。それがやってきた時には、存分に楽しみ、享受すればいいのです。もちろん、状況にはすべてサイクルがありますから、それもやがては去っていくでしょう。しかし、執着のない境地にいるかぎり、失うことへの恐れもありません。人生は安らぎとともに、ゆるやかに流れていきます。
今度は、誰かが、あなたを傷つける意図で、なにか気にさわることを言ったとしましょう。そんな時にも、攻撃、防衛、カラに閉じこもるなどの、無意識な反応をしてネガティブ性をつくるかわりに、その言葉が、自分をとおり抜けていくところをイメージするのです。抵抗は、すべて手放しましょう。それは、言わば、 もう誰も、わたしを傷つけることはできない という心境です。これこそが、ほんとうの 許し です。この許しをしていれば、あなたはもろくありません。はがねのごとく、強靭でいられるのです。
手放すこと は あきらめること とは違います。好ましくない、不愉快な人生の状況を、甘受する必要はありません。 ぬかるみにはまっていることは、悪いことではない などと強がりを言って、自分をいつわる必要もありません。 ぬかるみから抜け出したい というのは、明白な事実です。それなら、その状況にレッテルを貼らずに、意識を いま に集中させるのです。
レッテルを貼る というのは、物事に対して決めつけをすることです。決めつけがなければ、抵抗やネガティブな感情は、一切わき上がってきません。 いま、この瞬間 の、 すでにそうであるもの を、すべて受けいれるのです。そのうえで、ぬかるみから抜け出すために、できゆかぎりのことをすればいいのです。
こう自問するとよいでしょう。 この状況を変えるか、またはこの状況から抜け出すために、なにかできることはないだろうか?
もしも、それがあるならば、的確な手段をとればいいのです。将来のある時点でしたいと思っている、またはすべきである、百のことに思いをめぐらすかわりに、いますぐできる ひとつのこと に的を絞るのです。
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ティファナで出会った大好きなお姉さんが持っていた本。たまたまサンクリでみつけ(彼女のワンピースもおいてあったから、たぶん泊まって置いてったんじゃないかな)、オアハカで読む。おもしろい。
お姉さんはたぶん、ここにかいてあることを大切にして、実践して生きている。そして、そんなお姉さんにわたしは惹かれた。パワーオブナウである。
わたしの大好きな彼も、これを読んだかどうかは知らないけれど、たぶんこんなふうに生きている人だとおもう。だから一緒にいてらくだし、惹かれる。
つまりこの本にかいてあることが自然にできるようなひとが、わたしは好きなんだな。
大学の同期にも同じような子がいて、わたしはこの三人が大好きで、この本を読んではじめて共通点を見出した気がした。
三人とも、いまだけをみて、いまを生きている。だから、強いし、輝いているし、心地よい。 -
今を生きないと、本質を失う。
今が未来になり、過去が今なんだからという大切で当たり前なことに、人間は恐れがち。 -
タイ古式マッサージを受けに行った際に、お店の方から教えてもらった書籍。
仏教などの特定の宗教に拠ったものではないが、今ここに集中するというのはマインドフルネスやヴィパッサナー瞑想などで言われていることに通じる。
したがって、個人的には目新しいことはなかったが、久しくこの様に今ここに集中するということを怠ってきているので改めて取り組みを行おうという動機付になった。 -
過去でも、未来でもなく、”いま”に目を向けて生きる大切さを教えてくれた本。そしてネガティブ要素の通り過ごし方や、パートナーとの関係性など、実際使える方法も書いてあり、私は行き詰まると実践している。