タオ・コード―老子の暗号が語り出す 性の五次元領域から迸る秘密の力 (5次元文庫)

著者 :
  • 徳間書店
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感想 : 18
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  • Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784199060489

感想・レビュー・書評

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  • 永作博美が薦めていたので読んでみた。言わんとすることは分かるのだけど、表現がうさん臭く説得力がない・・・。長老の言葉が「〜じゃよ」っていうおじいちゃん言葉なとことか、村に対して何の資料も示していないところとかとか。

  • ぶっ飛んでいる内容な感じもしたけど
    一昔前の日本は性に対してもっとオープンであったし、幸せ度も高かったと思うので、納得するところもある
    そもそも生き物って子孫を残す事を生きる目的としているので、その行為が幸せな事じゃなかったらそもそも人間がこんなに続いていないなと

    そういう部分で満たされていたら、権威やお金や物に重きを置く必要もなくなるのだろう
    現代人にも心の奥にはちゃんと残っていると思うので老子は目覚めさせようとしてくれているのかなぁ

    ガイアの法則を読んだので読んでみた一冊

  • 今の世の中を生きてる人にはきっと理解できないぐらいの空想ファンタジーのような世界の話。しかし、中国4000年の歴史や、広大な大地にはまだまだ知られていない場所で生活をしている民族や種族が存在するんだと改めて実感させられるし、2500年前の老師の本当の教えを体験してきた著者の体験記にはこちらもそこに行って擬似体験したかのように深くまで入り込める。この話が本当であってももし偽りだったとしても、現世に生きる僕達に大切な事を教えてくれ覚醒させてくれる素晴らしい本です。

  • 老子の名前は知っていたが、老子書の内容までは知らなかった為、興味を持ち手にしてみました。

    著者の体験をもとにノンフィクションとして描かれた本作では、表の意味の老子書のみならず、そこには隠された裏の意味が隠されていた。

    隠されたその教えとは《聖なる性》について。

    知識として、信仰された性器像が日本にも多数存在することは知っていたが、まさにそのルーツを解き明かす。

    そこには我々がイメージするいやらしさは無く、生命の悦びに満ち、自然を含む万物と調和された世界。

    現代社会とはある意味で真逆な世界とその世界観をM老人との出会いから著者の体験をもとに描かれている。

    内容紹介
    中国雲南省の山岳地帯、老子の母の故郷とされる秘境を訪れた筆者は、そこで古代より秘蔵されている驚くべき史料、原版の老子書を手渡される。その他には、隠された老子の教え(聖なる性の秘儀)を純粋に継承し、生命の悦びに満ち溢れた人々の姿があった。世界で初めて明かされる老子書の全貌と、超意識へと覚醒した人々を追った衝撃のノンフィクション!原版の老子書/全訳付き。

    内容(「BOOK」データベースより)
    中国雲南省の山岳地帯、老子の母の故郷とされる秘境を訪れた筆者は、そこで古代より秘蔵されている驚くべき史料、原版の老子書を手渡される。その地には、隠された老子の教え“聖なる性の秘儀”を純粋に継承し、生命の悦びに満ち溢れた人々の姿があった。世界で初めて明かされる老子書の全貌と、超意識へと覚醒した人々を追った衝撃のノンフィクション!原版の老子書/全訳付き。

  • 本当かどうかわからないけど、羨ましい世界。

  • 「老子」に隠された本当の意味とは。老子を全然しらないので驚くようなことはなかったが、これが本当なら世の中ひっくりかえっちゃう人もいるんじゃないかな、という内容。体験記なので小説みたいで面白かったです。

  • へえ、そうなんだ!ビックリ~という感じだが、この人が中国でM老人たちと過ごした話がどことなく嘘っぽく感じられるのはなんでだろう。

  • 『老子のTAO』

    老子の暗号が語り出す

    森羅万象を抜きこたえ至福の領域
    宇宙の本質は究極の悦(エクスタシー)

    世の人々が尊ぶ仁義(規律・道徳・倫理など)、人として未来の在り方
    失われたがゆえに必要とされるようになったものだ
    (ゆえにそれらは真の幸福をもたらさない)

    石物は流動(悦び)し交感(絆)しあっていく



    男性性(男性原理)の何たるかをまずはよく知ることだ。それが真に分かれば
    女性性(母性原理)がいかに天に近いかがわかるじゃろう

    その体現者となれば谷のように万人が引き付けられすべてが流れ込む
    そうなれば至福の中で幼子のように自然万物のリズムとひとつとなる

    これが不変なる「徳」というものだ

    以上内容を引用。

  • 構成が少し凝った内容で、なんとなく日記っぽい文体です。やわらかな読みやすさ、というのかな。旅の話と老子の言葉の説明を行ったり来たりするのだけど、わたしは旅の情景のほうが印象に残りました。 なにか身体観的にグッとくるものを発見すると感動して、あれもこれも同じではないか! と真理論みたいなかんじで展開したくなる気持ちはすごくよく分かるのだけど、なんというか、それをエモーショナルに書いちゃうとちょっと重いもんだなと感じました。 「ビー・ヒア・ナウ ― 心の扉をひらく本」と似た読後感。

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著者プロフィール

作家。教育家。舞踊芸術家。その他、多方面の活動を行っている。無形文化の研究家としての側面をもち、物証や文献からは見えてこない文化的歴史を無形文化に潜む歴史的記憶から明らかにする試みを続けている。本書はその手法を取り入れた著作。物語作品は、人間を深く見つめる神秘的作風のものが多く、根強いファンが多い。近年は、日本文化と日本伝統建築の精神の復活にも力を入れている。(いにしえの学び舎 和学の会 https://japanese-traditional.jimdo.com/)

「2018年 『和の心 コズミックスピリット』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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