監督稼業めった斬り: 勝つために戦え! (徳間文庫カレッジ お 1-1)
- 徳間書店 (2015年4月2日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (397ページ)
- / ISBN・EAN: 9784199070297
作品紹介・あらすじ
人生において"勝利"とはいったい何なのか!?鬼才・押井守が名匠&巨匠の勝敗論を一気に読み解く!ヒットメイカー・宮崎駿監督は、はたして幸せなのか?『アバター』のJ・キャメロン監督が目指したものは?最新インタビューを追加収録、増補版として文庫化!!
感想・レビュー・書評
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押井守が監督業の観点から古今東西の監督をメッタ切り。
今となって読めば相当外しておりますが、押井守自体の背骨がしっかりしてるので、あまり気にならない。 -
勝つために戦え! 監督篇(2010年刊)の増補改訂
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勝負の判断が今一つ理解できていないが、なんとなく言わんとするところはわかったような、わからんような、と不思議な感覚に陥った。映画について知識や見た記憶があまりないからかもしれない。ヒッチコックは自分は大好きではあったが、氏の言う視点も理解でき、別の視点を得られて良かった。そんなにつまらなくははにとは思うが・・・パトレイバーよりうる星の方の印象が強いので、氏の感覚の変化の仕方がドラスティックだったのだろうか?と勝手に解釈。変化し続けていないと監督なんてやってらんないと記されていますが・・・。
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映画監督の異常な様相,とでもいうのか,自分自身の世界に対する立ち位置の模索とそれに対する苦悩とを精神的にどう折り合いを付けるか,その人の性格に最後は帰着する気がする.少なくとも日本の場合,アニメーションによる長篇劇映画はもうないことは簡単に予想される.こと日本を見れば,映画という文化(だけでないところに恐ろしさがあるが)に不寛容な,未成熟な単なる消費社会に成り下がった.
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文庫化に伴い、再読。