ぼくらのへんたい(1) (リュウコミックス)

著者 :
  • 徳間書店
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本棚登録 : 883
感想 : 47
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (163ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784199503016

作品紹介・あらすじ

主人公は女装癖のある3人の中学生男子。
純粋に女の子として生きていきたいためだったり、死んだ姉の身代わりとして母親を慰めるためだったり、
理由と事情は様々。
それぞれに傷ついたり、悩んだり、胸ときめかしたりしながら、思春期の日々を懸命に生きている。
そんな3人が出会ってしまったとき、物語は動き始める――。

感想・レビュー・書評

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  • 漫画の内容より、カバー下に度肝を抜かれた。マニアックすぎではなかろうか。
    女子高生姿の宇宙人の漫画を描いた人か。インパクトありすぎてついていけなかった覚えがある。あれが処女作って、この作者は大物になるかも。

    このシリーズは何巻か出ているみたい。続きを読みたい。

  • 面白い、と思うよりも前に、「これは・・・伸びるな」と直感させられた
    内容を説明するのは困難を窮める
    キャラたちの葛藤を言葉にするのが難しい
    画は素朴で柔かく、親しみを感じる。だけど、話の筋は甘くない、しょっぱ苦い
    読み終わって、『人と違う生き方は、それなりにしんどいぞ。何が起きても、誰のせいにもできないからね』、この名言を思い出した
    他人に勧められる漫画とは言えないが、読み手が増える事を願う漫画ではある

  • ちょっと興奮しちゃいましたね、色々な意味で。エロいというかなんというか。
    まぁ、単純に絵がかわいいのですけど、それだけじゃおさまらない底の深さはふみふみこさんの描く漫画の特徴というか最大限の武器な気がします。

    女装男子、最近では男の娘と言うようですが、彼ら(彼女ら?)三者三様に抱えてるものがある中で、出会ったことによってそれらをさらけだし、理由や気持ちを共有できたことでわだかまりや戸惑いが解けて、三人の間の空気が柔らかく変化していくことが、セリフを見ずとも絵を見ただけでそれがわかるという感覚がとてもよくて、まだまだ明確にどういった方向に話が進むのかはわからないけど、今後に期待ができる漫画だと思いました。

    それと主人公たちの脆さであったり逞しさであったり、可愛さであったり、はたまた彼らの同士の距離感、彼らと友人、知人たちとの距離感であったりと、見所もとても多く感じ、今後彼らがどのように変態、もとい成長していくかに注目していきたいですね。

  • ぼくもお化粧したら、かわいくなれるかしら。

  • 女装する少年たちの物語。それぞれに女装する理由や事情があって、彼らの人生がまじわることで新たな展開を生んでいく。思春期の性を取り扱っており、ちょっと前までは、「人はセックスのみにて生きるにあらず」なんて思っていたが、性は大事だと今年から考えを一転させた。これもまたひとつのメタモルフォーゼ(変態)である。

  • 気になっていたので読んでみた。わかりやすくパロウちゃんが好き。女装時も田村くんモードも好き。
    ラストのあれが、それは、それってなってます

  • へんたい。変わっていく。変わらない人もいる。どうして変わっちゃったの?それって普通?異常?そんなテーマ

  • 再読久しぶりに読んで内容は分かってるのに面白かった。同性愛と男の娘という普段の僕なら受け付けない内容ですがこの漫画はすんなりと受け入れられるから不思議です。多分ふみふみこさんの柔らかい絵と乙女チックな表現方法がアブノーマルになりがちな内容を上手くカバーしているのだなと感じます。

  • ひたすらかわいい男の娘ぞろい。
    パロウが一番好みだけど、まりかは本当に美少女だなあー…

  • 可愛い絵柄でキツイ描写がここちよい・・
    あとところどころ手塚治虫先生ぽく,,

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著者プロフィール

「COMICリュウ」2011年3月号掲載『女の穴』でストーリーマンガデビュー。2011年9月に刊行された処女コミックス『女の穴』は各方面で反響を呼び、2014年に実写映画化された。「COMICリュウ」2012年5月号より『ぼくらのへんたい』連載開始。コミックス全10巻のヒット作となる。『ふつうのおんなのこにもどりたい』は【COMICリュウWEB】にて2021年3月より連載開始。現在も好評連載中。

「2023年 『ふつうのおんなのこにもどりたい(5)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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