子供の言い分 新装版 (キャラコミックス)

著者 : 菅野彰 二宮悦巳

• 徳間書店 (2014年11月25日発売)

作品紹介・あらすじ

高校生の真弓と勇太は、同じ部屋で寝起きする恋人同士。
でも長兄・大河の監視がキビしくていまだ一線を越えられない。
そのせいか、最近勇太の機嫌は超悪い。
そんな攻防が続くある日、なんと勇太が家出してしまう!!
しかも、後を追いかけた真弓を「今はおまえに触りたくない」と拒絶して…!?
飼い犬バースが、帯刀家の裏の顔をセキララに描く、傑作短編「日々是バース」も同時収録?

感想・レビュー・書評

[あおいさんの感想 · 2019年12月1日]

義兄弟 高校生

兄貴（生育時に不幸あり）×弟（兄貴たちに可愛がられ育った我が家のアイドル系だが芯は強い）

04年頃の作品のせいか麻薬や喫煙描写が僅かにあり。

兄弟と見せかけて精神的には弟兄なところも。

絵が可愛くて好き。
話も葛藤あれど優しい感じ。
H度は★

[blue0603さんの感想 · 2015年2月23日]

久しぶりに晴天シリーズを読みなおせた感じがしました。
やっぱり、秀さんと勇太の話好きだなぁと思いました。
久しぶりに小説よみ直してみようかな。
日々是バースの、バースからみた帯刀家の人々＋アルファもよかったです。ウオタツ未だにまゆたん好きなんだなぁとか、バースが、志麻さんに拉致されてきた経緯とか。
蛇足部分と書き下ろしで描かれていた、うちの子知りませんか？のポスターを勇太が回収してまわる様と、秀さんがどうやってひとりであんなにポスター貼ったのかというネタが面白かったです。この中ではまだ、明ちゃんと龍さんがどうこうなってなくて、ちょっと新鮮でした。

[bgさんの感想 · 2014年11月25日]

買わなくてもいいんじゃない、と思いつつ少々の書き下ろしにつられてほいほい購入してしまうファン心理。

著者プロフィール

福島県出身、在住。 2月2日生まれ。小説、漫画原作、エッセイ、戯曲を執筆。『毎日晴天！』シリーズ（徳間書店）、『色悪作家と校正者』シリーズ、エッセイ『海馬が耳から駆けてゆく』シリーズ（ともに新書館）等、『硬い爪、切り裂く指に明日』（河出書房新社）。『シェイクスピア警察　マクベスは世界の王になれるか』（集英社）等、著書多数。

「2021年 『しずく石町の法律家は狼と眠る』 で使われていた紹介文から引用しています。」