- Amazon.co.jp ・マンガ (176ページ)
- / ISBN・EAN: 9784199606564
作品紹介・あらすじ
倒れた父に代わり、九州にある実家の工場で社長代理を務めることになった幸典。
右も左も分からない幸典が父に頼るよう言われたのは、工場長の槇だ。
髭面で無愛想で手荒いけれど、仕事ができて面倒見もよく、社員の皆に慕われている槇。
ところがある日、自分がゲイだと槇にバレてしまった!!
しかも「あんた絶対、逃げつつも犯されたい口たい」と押し倒されてしまい…!?
感想・レビュー・書評
-
初読み作家さん。表紙絵がとてもステキです。中身も期待を裏切らない絵の上手さで、遅まきながら注目。
ガサツそうな工場長×倒れた父親のために急遽代理を務める社長の息子。
地味なお仕事ものだけど、幸典が実家の工場の仕事が性に合わなくてSEやってることとか、自分の性癖のこととか状況がきっちり描かれていたので、読むうちにぐいぐい引きこまれてしまいました。
槇も幸典も仕事に関しては本当にマジメなんですよね。槇はガサツで口も悪くて方言丸出しなんだけど、仕事に対する熱意や何かと物慣れない幸典に対しても気遣いがあってそのギャップにやられます。そして、かなり見た目と違ってかわいいところがあるんですよね~
幸典は現場よりデスクが似合うクールビューティーに見えるけど、実はデリケートで色っぽかったりする意外性がよかったです。
お仕事ものとしてはいい出来ですが、エロ的にはあっさり味かなと思ってたら、描き下ろし番外編が思ってた以上に好みのエロで萌えましたww
ちょっと面白い槇さんもナイス。嫉妬で暴走してしまったら殴りこんできそうな印象なのに、不安になって会いに来ちゃうとか、かわいい!
そして、逃げ腰だった幸典が意外にもHに突入すると豹変するところとかwスッポンって…!
身体の描き方も絡みの描き方もドストライクでした。ソファのところ、何度でもここだけガン見できそう。
博多弁でお仕事ものと言えば、小説ではいつき朔夜センセがすぐに思い浮かびます。いつき作品は方言の色気がハンパないんですよね。
マンガでは、見多センセの作品がダントツになるのではと確信です。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
父の入院をきっかけに実家の工場を臨時で任されることになった幸典、最初こそ煙たがられますが職人としてではなく経営の方面で頭角を表す幸典は次第に受け入れられて行きます。
メインは幸典と工場長の槇の話で、無愛想な態度にビビりながらもだんだんお互いを理解していく過程が丁寧かついい感じにまとまってて読みやすかったです。
関東人なので本来の九州男児っぽさ出ているかどうかという部分に関しては言及できませんが幸典以外サブもモブもみんな方言が入って喋っている感じが雰囲気出てて良かったです。 -
★3.8
九州弁めっちゃいい!萌えた〜〜!!ガテンな仕事も攻めもカッコよかった!一冊丸々このお話読みたかったな〜。イチャイチャもっと読みたい!もう一つのお話は好みじゃなかった。思ってた受け攻め逆だった;まあそれはそれで面白かったけど。 -
ほむろ先生Charaでは初コミックス。九州の小さな溶接工場が舞台。
記憶力だけが取り柄でほかには何もないと思っている受けと九州弁の職人、無骨そうに見えてとても優しい攻めのお話。テンポ感がとても良くて笑いも織り交ぜてあり読んでいて楽しかったです!欲を言えば表題丸々一冊で読みたかったな~というくらい楽しかった!
でも同時収録の「残りモノには恋がアル」もとても面白かったです♡(何より元彼の結婚式に呼ばれた者同士がくっつくっていう・・・wまたその元彼がぶっ飛んでて笑ったw)表題も同時収録ももっと頂戴!!の意味で★4 -
雑誌で二話目だけ読んで出るのを楽しみにしていました。もっと二人がいちゃいちゃしてるとこも読みたかったです。
-
2作品が収録されているけど、どちらも面白くてもっと読みたかったな。
ガテン系の槇さんが最初から優しくて、こういう男くさい人にぶっきらぼうな感じで優しくされたら惚れちゃうよ。
頭はいいのにほっとけないキレイ系の幸典。
ガテン系にはキレイ系が似合う似合う。
恋人になったあとの話が少なくて残念だな。 -
漫画うまいせんせいなんだな…と(語彙)
まずキャラを好きになれるし、舞台装置というか、キャラを取り巻く環境とか周囲の人間がしっかり動くので、BLでありつつもお仕事ストーリーとしての起承転結、爽快感が違和感なく入ってくる感じが最高です。
漫画のコマ割り、絵、セリフ、などの歯車噛み合っているというか読んでいて気持ちいいので、この先生好きです。 -
お仕事BL
表題作は半分くらい?後半の話も元彼の結婚式に招待された元彼同士のCPという意外な関係で面白かった。
ゲイ同士なので展開が早い!二巻も出ているので続きが読みたいコミカルで読みやすい作品です