- Amazon.co.jp ・マンガ (164ページ)
- / ISBN・EAN: 9784199803895
作品紹介・あらすじ
さらに初のカラー回も収録の嬉しい冬の玉手箱☆
つぶ貝、鶏ハム、刺身こんにゃく。沢ガニ、あなご天、バーニャカウダ。
海から揚がったお宝が、今宵もお酒で輝き放つ。待望の最新刊!
感想・レビュー・書評
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「沢ガニ揚げ」から「魚介串カツ」まで24品収録。『「特別裏メニュー」SP2 酒まつり』、作者の地元・東広島市で行われる「酒まつり」の様子が描かれていて、とても楽しそうな雰囲気を感じられた。
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村崎ワカコ、26才。
今宵も、新しい酒の肴を求め、さすらう女ひとり酒。
シリーズ、第8巻。
いろいろ酒の肴ってあるんですね。
水ナスの塩もみ、つぶ貝、アナゴ天、厚切りハムカツなどなど、、、
裏メニュー『アベさんの憂鬱』や『酒まつり』。
また、フルカラーの書き下ろし『お味噌汁』やプチシュ〜シール付き、お得です。 -
お酒が一滴も呑めないのに読んでるの、と驚き気味に言われる、友人に。そういうズバッと言うトコに好感が持てるので、さほど気にしない
あくまで、彼女は驚いただけであって、この『ワカコ酒』を馬鹿にしたわけでないのだから
しかし、人から改めて、そう言われると、どうしてかな、と考えてしまうのが、漫画読みの性
好きだから、その一言で自分の中じゃ片付くにしろ、それじゃ、他の人を納得させられない。納得させる必要はないよね、ってツッコミには、あえて耳を塞がせていただく
じっくり、まったり、居酒屋に行って美味しいモノを食しながら(もっとも、烏龍茶オンリーだけど)、この『ワカコ酒』を読み続ける理由を熟考した結果、自分の中から導き出せたのは、自分の書く小説の糧にしたいから、だった
基本的に少年漫画脳なので、書くモノもアクション濃い目になる。ただ、それだけじゃ通用しないのが今のライトノベル。ブームの一つに、食テロが来ている以上、食事のシーンにも力を入れるように心がけている
ライトノベルと言っても、ここ最近は大人だって、満足できる質のものばかりだ。なので、そんな成人している読み手の心を掴むためにも、食と酒を味わうシーンがあるに越した事はない。だが、酒が呑めない私に、その良さを想像できない。となれば、良い作品から吸収し、自分の中で反芻し、オリジナルに変えるのが、遠回りになってしまうとしても、確実である
なので、これからも、ワカコさんの呑み食いっぷりに癒されたい、って理由だけじゃなく、自分の小説の質を少しでも上げたい、ってエゴで読ませていただきたい
ある意味、このレビューは新久先生への謝罪もあるかもなぁ
では、改めて、この(8)で印象的だった回を三つほど挙げたい。これはベスト3ではなく、話順なのであしからず
一つ目は、191夜「白菜と豚肉の重ね蒸し」
これは家でも簡単に作れるが、やはりと言うか、当然と言うべきか、プロが作ると、まるで違う。深みがある、と表現すればいいのかな。白菜と豚肉が互いの良さを最高に引き出す蒸しのテクニック、これは是非、手に入れたい
二つ目は、197夜「カレー」
カレーと言っても、中にモツが入っている。モツカレーを名産品にせんと頑張っている地区の人間としちゃ、これは推さねば、地元愛を疑われてしまう。下戸の私が言っても説得力はないけど、モツカレーは立派な酒のツマミ
そんで、ラストが203夜「エゾシカソテー」
最近、ジビエを出す居酒屋が増えて嬉しい限り。抵抗はあるかも知れないけど、一度は挑んでほしい。正に、「鹿!!」って感じの味である。単純な美味さで言えば、猪の方が上かも知れないが、鹿は上品さと野生が両立している
この台詞を引用に選んだのは、そうだよなぁ、と思ったので。人間、小さいダメージが蓄積する方が、ズルズルと引き摺り、自分から暗黒面に落ちてしまいやすい。しょうがないっちゃしょうがないのだけど、こういうのは気にしたら負けだ、って割り切って、前を向くのも大事だ。まぁ、自分よりエラい目に遭っている人がいるんだから、自分はもっと頑張らなきゃ、って追い込みすぎるのもアウト。程ほどが大事 -
摩訶不思議なおつまみばかりだ…(ほっこり❤️)
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熱々でありながら涼しげな食感だ うれしい王道ふんわり芳香 白菜と豚肉の重ね蒸し ほねく(太刀魚を骨ごと砕いてすり潰したもの) 飲兵衛女子の花鳥風月
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★4.0
美味しそうに嬉しそうに、お酒と肴を楽しむワカコに今回もほっこり。中でも惹かれるのが、「ソーメンウリの天ぷら」と「ほねく」。後者は和歌山名物らしいので、行く機会があれば食べてみたい。定番どころでは、「白菜と豚肉の重ね蒸し」と「うずらベーコン」が好き。逆に、「いなごの佃煮」は私には多分無理かと。が、今回の目玉と言えるのは、特別裏メニューの「酒まつり」。広島の酒処・西条で開催されている日本酒まつりで、いつか行ってみたい酒まつりのひとつ。某酒蔵さんに聞いた話では、この時期は近隣のホテルが満室になるそう。 -
お味噌汁。
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あまり一人飲みはしないけど、やっぱりやってみたくなる8巻目。
おつまみの料理ラインナップもさることながら、
それぞれの料理がまとう擬音語・擬態語がまた美味しそうさを際立てます。
のんびりゆったり飲みに行きたいなー( ̄▽ ̄)。 -
"8巻、酒の肴って一つ一つ丁寧に愛でれば、結構な種類になるという驚きと、作者の肴に対するこだわりっぷりが今回も楽しめる。
料理はとても写実的に描くが、主人公のワカコさんは結構デフォルメされている。
このギャップも味があっていいのかもしれません。
今年の8月には9巻が発売になるらしい。
楽しみに待とう" -
お酒は飲めないけど、つまみ好きな私にとって最高の漫画!
飲めたらなー、もっと面白いんだろうけどなー!
これの影響もあってか、一時期焼き鳥にハマりました(笑)