- Amazon.co.jp ・本 (60ページ)
- / ISBN・EAN: 9784251011015
作品紹介・あらすじ
森の奥にすむあなぐまが、庭でともだちの好きなものをつくって喜ばせたいと考えます。じゃがいも、にんじん、りんご、木いちごと、つぎつぎに思いつきますが、そのたびに、ともだちはみんな持っていました。なにを作ればいいかわからなくなったあなぐまは、かんしゃくを起こしてしまいます。でも、はりねずみは「きみの好きなものをなんでも」、と優しい言葉をかけてくれます…。誰かにわかってもらえることがうれしくなるお話。
感想・レビュー・書評
-
詳細をみるコメント0件をすべて表示
-
あまぐまが草をぬいて、友だちのすきなものを植えようとしたのがすごいなと思った。ぼくは、自分のすきなのを植えちゃう。けっきょく、植えようと思ったのをみんなが持っているのが、かわいそうだった。
あなぐまが庭にテーブルといいをおいたのがいい。みんなで楽しくしたかったんだろうな。その気持ち、ぼくにもわかる。(小3) -
あなぐまが、お庭をなんの畑にするのか、わくわくしながらこどもと読みました。なかなか思うようにならないないあなぐまは怒ってしまいますが、きいちごのジュースを持ってきてくれたハリネズミは、そんなあなぐまに優しく声をかけます。わたしは、不覚にも涙してしまいました。みんな優しくて、優しくて、優しい。そして、まわりの人のことばかりを気にして喜ばせるだけが優しさじゃない、と優しく教えてくれます。
-
あなぐまさんの友達思い
-
2018年度 小学低学年 課題図書
絵も文もやさしさでみちあふれています
友だちのことを考えるってむずかしいね
そうだ、ぼくはなにがすきかな?
って考えればいいんだ
≪ ともだちといっしょのお茶は最高だ ≫ -
読んだ時に、職場を利用してくれている「他人のことはよく気にかけて、自分のことはさっぱり」の男の子が頭をよぎりました。きみ、なにがすき?(そして、わたしは?)と考えさせられます。文字は大きく、1ページの文章も短くて、展開は繰り返しなので難易度は低めのはず!さすがのあかね書房さんです。きいちごジュースおいしそうだったなぁ。
-
モラハラ感が強すぎる…!
大きくなるまでに変えていかないといけない考え方だよこれ。自他境界がおかしいからこういうことが発生する -
読み聞かせ(6分)
-
やさしい気持ちになった