こまったさんのカレーライス (おはなしりょうりきょうしつ 2)

著者 :
  • あかね書房
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本棚登録 : 895
感想 : 47
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  • Amazon.co.jp ・本 (73ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784251036025

作品紹介・あらすじ

ご主人のヤマさんが、たくさんお客さんをつれてかえります。どんどんふえるカレーを前に、こまったさんは一人で大奮闘!

感想・レビュー・書評

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  • みのくん、大活躍。

  •  私は毎年お正月三が日を過ぎると、必ず食べたくなるカレー。お正月料理から日常へ戻るリセットボタンになっている。結局シーフードカレーは作らなかったが、玉ねぎ10分炒めてちゃんと手間をかけて作られたカレーがとっても美味しそう。玉ねぎ切るときはいつも水中メガネをしちゃうこまったさん可愛い。
     それにしてもアポなしの急な来客に振る舞うごちそうをよろしく、といとも簡単に頼み、さらにその後勝手にお客を3人増やすなんて我が家ではケンカ案件なのだが。ヤマさんの昭和夫感に気づく再読だった。

  • 急にヤマさんが友達を連れてくることに。こまったさんは、いつも通り困りながらもカレーライス作り。
    急な来客のためにご飯を作る、というところに少し時代を感じる。でも、安定の楽しめるストーリー。

  • 急な旦那さんのお客さんが来るのって奥さんからしたら、絶対に悩みの種!どういう料理を出せばいいのかって悩む姿が、大人になって読んだらリアルだなって感じました。しかも途中から、人数増える!?本当にカレーで良かったなって思います。
    水中メガネをかけて、エビやマグロ、イカに出会ったのは、後々にシーフドカレーになる伏線だったのかもしれませんね。カレーは国によって辛さも異なるし、カレールーの配合も違います。本場はインドだけど、その国の特徴出したカレーは、本場に負けないくらい美味しそうですね!あとがきに書かれている寺村さんのお話が、本当に好き。お話を聞く限り、色んな国を巡っているのかなって感じました。

  • 急にお客を呼ぶヤマさん、自分の旦那だったら嫌だな…
    私は外食のスパイスカレーが好きだけど、お家で作る私のカレーもなかなか美味しい。今日はカレーを作った!

  • 小学校の図書室シリーズ

  • こまったこまった、カラスのムノくんがいってたのにこまったさんはなんのことかわかってなくて、さいごにカレーライスのライス、ごはんをわすれてたのがおもしろかった。

  • 友人から娘へのプレゼント。とても楽しく読みました。明日つくると言いながら当日カレーを作ってしまったり味噌汁をかぶってしまうこまったさんのお茶目さがとても気に入ったようです。
    2歳の息子はムノくんが登場するたび喜んで指差すので娘の邪魔になって怒られていました。

  • やっぱり、こまったさんを読むとワクワクする。
    イカのカレーやポークカレー、作って食べたくなっちゃった。玉ねぎを炒めている時の匂いとか、野菜が煮える匂い、カラフルな挿絵に元気をもらう。
    家族と料理したくなる本。

  • こまったさんがカレーライスをつくるときなにカレーライスにしようかきまらなくておもしろかった。

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著者プロフィール

1928年東京生まれ。戦後、早稲田大学に入学、早大童話会に入り坪田譲治氏の元で童話を書き始める。1956年以後王さまを主人公とした作品をライフワークとして書き続け人気を博す。作家の他、児童図書の編集、大学での児童文学や幼児教育の指導、地域の図書館創設や文庫活動、毎年のアフリカ旅行等、活動は多岐にわたった。2006年没。

「2022年 『ぼくは王さまおしごとコレクション』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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