- Amazon.co.jp ・本 (77ページ)
- / ISBN・EAN: 9784251040190
作品紹介・あらすじ
りさちゃんが作った、おうさまの形のクッキーが動きだして、空き箱でお城を作ったり、宝物を探しに出かけたり。でもある日…!?
感想・レビュー・書評
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最近の娘のお気に入り。
王様といういわば最高権力者が、単なるクッキーにすぎないというこの逆説。強者が弱者であるというこのめくるめく転換が、子供心をくすぐるのだと思う。
王様の生殺与奪の力を握るリサちゃんは、同時におかあさんに保護される子供。
現実においてはこれが、ときに母親による「支配」となる。それを真似て、子供もまた、支配したくなる。けれどもそれが、「クッキーのおうさま」であることが味噌。そこにためらいが生まれる。
本書は「壊れやすいもの」に対するためらいの力学をたくみに描いた本だと思う。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
これ読んでクッキー作りたくなった。
子供とココナッツクッキー作った -
5才の子どもがこれ借りてきて、といって読んだ本。(保育園でお気に入りの一冊のよう)
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ほし33こまたかりてほしい
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りさちゃんが焼いたクッキーは、かんむりをかぶった、ふとっちょの王さま。「どんな味かな」と食べようとすると、「ぶれいもの」なんて言って、にらむんだ。
(『キラキラ子どもブックガイド』玉川大学出版部より) -
5歳のとき娘が初めて読んだ児童書。
絵がかわいい。 -
読みやすい幼年童話。
〜低学年
クッキー、王様、お城 -
女の子のつくった王さまのクッキー
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クッキーから生まれたおうさま。おひめさまも作ってもらって、更に子どもまで生まれて不思議だった(小2)
明日、クッキーを早速焼こう‼️(ママ) -
お気に入り2回読む