わらいボール (わくわく幼年どうわ 20)

  • あかね書房
4.06
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本棚登録 : 110
感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (76ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784251040305

作品紹介・あらすじ

ゆうやが、なわとびをかりに学校の遊具室に行くと、たなの奥に落がきがあります。その落がきから煙が出て、小さな忍者が雲にのって現れました。忍者がずきんを取ると、女の人でした。女忍者は、竹づつをゆうやにさし出し、「笑いとり戻したから、これに笑いを集めてきてくれ」とたのみます! ゆうやはとうめいになる術をかけられ、笑いを集めにいきました……。子どもの心を開放する、ユーモラスで楽しい幼年童話です。

感想・レビュー・書評

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  • 2020.11.02

    笑い袋とか釣られて笑ってしまうよね
    「わらい」と言っても、ここで本当に求められるのは「笑顔」
    色んな笑いが可視化できるようになったら楽しいだろうな。
    女の忍者で、恋をしていて、優しいわらいが欲しかった(そしてその色も桜色で素敵だ)全体的にチャーミング!とても可愛いお話。

  • 手に取る機会があって読んだ。

    ゆうやは、一ねんせい。
    あさ はやく どうぐしつに いったら、らくがきにんじゃ「くるみまる」に であった。
    ゆうやは、くるみまるから、わらいごえを あつめてきてくれないかと たのまれた。

    新年一冊目。
    軽い読み物から…と思って読んだら、良かったです。
    人がいない教室って、何かが起こりそうですね。
    らくがきなんて、と思ったけれど、子どもの世界には一見脈絡のない何かがそこかしこに転がっているもの。
    物語の内容も優しいもので、ほんのり心があたたかくなりました。
    岡本順さんの絵の色合いが優しくて、とてもいいです。
    物語っていいな、物語があればやっていけるかも、という淡い期待を持てます。
    子どもの頃の、物語を読むわくわくもよみがえってきました。

  • 笑いボールがあったら、ぼくの笑いも吹き込んでみたい。

  • ゆうやが みつけた らくがきの にんじゃから、とつぜん くもにのった ちいさなにんじゃが あらわれた。なまえは くるみまる。おんなのこの にんじゃだ。「わらいごえを あつめてくれ」と たのまれた ゆうやは、にんじゅつで とうめいに してもらって、いざ しゅつじん! うまく あつめられるかな? つづきのはなし、「ゆうきめがね」も おもしろいよ!

  • 図書館

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著者プロフィール

作:赤羽じゅんこ
東京都在住。『がむしゃら落語』(福音館書店)で、第61回産経児童出版文化賞ニッポン放送賞、『なみきビブリオバトル・ストーリー 本と四人の深呼吸』(さ・え・ら書房/共著)で第4回児童ペン賞企画賞を受賞。
近著に『ひょうたん池の怪魚?』(講談社)、『ちょっとねがっただけ』(国土社)、『AIマスクはいかがですか?』(フレーベル館)など。日本児童文学者協会常任理事。

「2023年 『ひと箱本屋とひみつの友だち』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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