- Amazon.co.jp ・本 (149ページ)
- / ISBN・EAN: 9784251046055
作品紹介・あらすじ
渡良瀬川のちかくに生まれた田中正造は、足尾銅山の鉱毒に苦しむ農民たちとともに、日本で初めての公害問題に立ち向かいました。人々の命を守るため、大きな権力に真正面からぶつかって、自分の意志をつらぬいた正造。何度も牢屋に入れられたりしながら、決してあきらめず、地位も名も捨てて、力のかぎりたたかいぬいた人生とは。
感想・レビュー・書評
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同伝記シリーズには,やなせたかしもいたりする。小学生向きの新しい伝記シリーズの一冊。
巻末には「正造ゆかりの人物」の紹介コーナーなどもあって,ちょっとくわしく調べようと言う人に優しい作りとなっている。
参考資料には,20数冊の著作だけではなく,DVDや関連映画なども紹介されていて,大人がもっと詳しく調べたい時にも重宝すると思う。
子ども向けと馬鹿にせず,まずは,手にとってみるのも悪くないな。
それにしてもこんなに何度も牢屋に入っていたとは知らなかった…。どれも言いがかりみたいなことが原因だが。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
田中正造のように生きなくては…
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小4、3月読む。
ぱっと見おっさんの写真なので子どもは
惹かれないが、タイトルだけでも見せておくと良い。
なぜならば、我が家では
社会で工業を学んだ後の公害の項目の際に「あれ?これ、知ってる地名だぞ?あのおっさんの本だ!読んでみるか」と興味の糸が繋がりました。
分かりやすい文章と大きめの字で
重いテーマですが、読みやすいです。