田中正造: 日本初の公害問題に立ち向かう (伝記を読もう 5)

著者 :
  • あかね書房
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本棚登録 : 27
感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (149ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784251046055

作品紹介・あらすじ

渡良瀬川のちかくに生まれた田中正造は、足尾銅山の鉱毒に苦しむ農民たちとともに、日本で初めての公害問題に立ち向かいました。人々の命を守るため、大きな権力に真正面からぶつかって、自分の意志をつらぬいた正造。何度も牢屋に入れられたりしながら、決してあきらめず、地位も名も捨てて、力のかぎりたたかいぬいた人生とは。

感想・レビュー・書評

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  •  同伝記シリーズには,やなせたかしもいたりする。小学生向きの新しい伝記シリーズの一冊。
     巻末には「正造ゆかりの人物」の紹介コーナーなどもあって,ちょっとくわしく調べようと言う人に優しい作りとなっている。
     参考資料には,20数冊の著作だけではなく,DVDや関連映画なども紹介されていて,大人がもっと詳しく調べたい時にも重宝すると思う。
     子ども向けと馬鹿にせず,まずは,手にとってみるのも悪くないな。
     それにしてもこんなに何度も牢屋に入っていたとは知らなかった…。どれも言いがかりみたいなことが原因だが。

  • 田中正造のように生きなくては…

  • 「渡良瀬川のちかくに生まれた田中正造は、足尾銅山の鉱毒に苦しむ農民たちとともに、日本で初めての公害問題に立ち向かいました。人々の命を守るため、大きな権力に真正面からぶつかって、自分の意志をつらぬいた正造。何度も牢屋に入れられたりしながら、決してあきらめず、地位も名も捨てて、力のかぎりたたかいぬいた人生とは。」

  • 小4、3月読む。

    ぱっと見おっさんの写真なので子どもは
    惹かれないが、タイトルだけでも見せておくと良い。

    なぜならば、我が家では
    社会で工業を学んだ後の公害の項目の際に「あれ?これ、知ってる地名だぞ?あのおっさんの本だ!読んでみるか」と興味の糸が繋がりました。

    分かりやすい文章と大きめの字で
    重いテーマですが、読みやすいです。

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著者プロフィール

1959年千葉県市川市生まれ。著書に『日本の伝説 はやたろう』『同 きつねの童子 安倍晴明伝』『同 きんたろう』(厚生労働省児童福祉文化財推薦、子どもの未来社)、『伝記を読もう 田中正造』『同 阿波根昌鴻』(あかね書房)、『あっぱれ!どぐうちゃん』(ポプラ社)など。上田勢子との共訳書に『ルドルフ 赤い鼻のトナカイ』『はじめにきいてね、こちょこちょモンキー!』(子どもの未来社)がある。

「2022年 『ほん book』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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