盗神伝 1

  • あかね書房
3.76
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本棚登録 : 239
感想 : 28
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  • Amazon.co.jp ・本 (382ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784251062819

作品紹介・あらすじ

「なんだって盗める」代々、盗人の家系に生まれついたジェンは町中で、そういいふらしていた。彼にはある重要な目的があったのだ-。アメリカで話題の冒険ファンタジー、日本初上陸。ニューベリー賞オナーブック、全米図書館協会優秀図書賞、全米図書館協会ヤングアダルト部門ベストブック他、受賞多数。

感想・レビュー・書評

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  • 「なんだって盗める」
    代々、盗人の家系に生まれついたジェンは町中で、そういいふらしていた。彼にはある重要な目的があったのだ――。
    アメリカで話題の冒険ファンタジー、日本初上陸。

    なんと、主人公が盗人!!
    盗人のジェンは牢屋に捕まっている、というところから物語は始まります。(すごい始まり方だと思う……)
    ある日、王のメイガス(助言者)に命令され、あるものを盗むためにメイガスたちと共に困難な旅に出ます。
    何を盗むのか、どこに行くのか、盗む目的でさえ知らされないまま。
    結末が分からず、最後に分かったときには「さすがっ!」と言いたくなるはず。
    タイトル通りの作品だと思います。一気に読み上げてしまいました。

  • 【紙の本】金城学院大学図書館の検索はこちら↓
    https://opc.kinjo-u.ac.jp/

  • 「俺に盗めないものはない」代々盗人の家系に生まれついたジェンは、町中でそういいふらし、ついに牢獄に放りこまれてしまった。しかしその腕を見こまれて、ソウニス国王の秘密の使命を受け、旅立つことになる。同行するのは、ソウニス国の四人。王につかえる助言者メイガス。メイガスの二人の弟子、アンビアデスとソフォス。そしてたくましく有能な兵士ポル。ジェンには行き先も目的のものが何であるかも知らされぬまま、一行は人目につかぬように歩を進める。メイガスの使命とは?そしてジェンのもともとの目的とは?

    カバーイラスト・装丁 / 横田 美晴
    原題 / "The Thief"(1996)

  • なかなか面白かったけどところどころ訳が未熟なのかよくわからなかった。
    最後のドンデン返しもふーん、くらいで。
    成り行きで同行する五人になんとなく愛着が湧いた。
    ポルあっさり死んだな!あっさりすぎてびっくりした!

  • 久々に再読しました。中学生のとき夢中で読んだ作品です。
    私の中でもっとも好きなファンタジー作品。
    神話とか古代世界を思わせる世界観だとかに引き込まれます!
    とにかくジェンがかっこよくて仕方ない。
    でもなんでもできるヒーローじゃなくて、ちゃんと苦しくて、つらくて。
    とっても危険な賭けに勝てるだけの実力があるというか、そういう部分がいいなあーって思います。
    ファンタジー好きならぜひ!

  • このシリーズは何度読み返しても飽きません!愛読書の一つです^^

  • 「おれ」は自称何でも盗める泥棒。自由とひきかえに秘密の任務に。

    口の悪いキャラが気持ちいい。
    こいつもしかしてVIP?って思ってたら、けっこうそれに近い。ま、それは読んでからのオタノシミゆうことで。

    (2004-08-14読了)

  • 何のために盗むのか。
    誰のために盗むのか。

    神に認められる盗人の条件とはなんなのか。


    本の虫の盗人というのは新鮮ですね。

  • すっっっっっっっごく面白かった! 最近読んだ中でもピカイチでした! これまで読んでなかった私はなんと愚かだったのだろう……。ファンタジー好きならば、これは絶対に読むべきです! それぐらいおすすめ! 主人公のジェンがべらぼうにかっこいいんですよ! 皮肉な物言いと不屈の精神、剣の腕も立つ。そして盗みの腕と頭の良さ、それが巻をすすめるごとに際立ってきます。つまりどんどん面白くなっていくんですよね。しかも、展開の予想がまったくつかないのもすごい。いい意味で何回も裏切られて、すごくやられた感があった。ミステリーじゃないのに(笑)それにしても、ジェンの不遇ぶりはすごくって、作者の方はドSなんじゃないかと思った(笑)まぁ、ある意味作者、神だから(笑)
     でも、その振りかかる不幸に苦しみながらも、ジェンはやらかしてくれるんですよねー。もぉ、ジェンったら! 爪隠しすぎでしょ! 好き! 惚れた! しかも、萌え要素もたっぷりありますので、私、なんど悶え転がったことか。
     あまり書くとネタバレになりそうなので、この作品はぜひ、読んでジェンのいい漢っぷりを確かめてください! もうちょっとで続刊がでるんじゃないかという噂を聞いて、すごいハッスルして待っています。楽しみですね! 早く金原さん! プリーズ!

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