さがしてごらん! 森のかくれんぼ: 擬態と保護色

著者 : 伊地知英信

• あかね書房 (2017年12月20日発売)

作品紹介・あらすじ

生き物の姿形のおもしろさ、不思議さを大迫力の大型写真絵本で体感！　身を守るために体の色や形はどうなっている？　森や林の葉っぱや草、枝などに変身してかくれるもの、土や石、木の幹、雪原などの背景にかくれて敵の目をあざむくもの、花や葉にかくれて獲物をねらうもの、毒をもつものに似た姿をして敵だますもの……、いろいろな生き物の「擬態と保護色」を分かりやすく紹介ています。

感想・レビュー・書評

[goya626さんの感想 · 2024年1月19日]

動物の隠蔽（保護色）と擬態の例が豊富な写真で紹介されている。強い毒のあるヘビだと、相手は死んでしまって危険なことが認識されないので、噛まれても生き残ることのできる中ぐらいの毒のヘビに擬態するというのが面白い。進化の過程で擬態するようになったのだろうが、不思議なものだ。大判なのがいい。

[司書KODOMOブックリスト（注：「司書になるため勉強中」のアカウントです）さんの感想 · 2023年10月6日]

「生き物の姿形のおもしろさ、不思議さを大迫力の大型写真絵本で体感! 身を守るために体の色や形はどうなっている? 森や林の葉っぱや草、枝などに変身してかくれるもの、土や石、木の幹、雪原などの背景にかくれて敵の目をあざむくもの、花や葉にかくれて獲物をねらうもの、毒をもつものに似た姿をして敵だますもの……、いろいろな生き物の「擬態と保護色」を分かりやすく紹介ています。」

もくじ
●どこに いるのかな？
あっ！ 葉っぱの かげに 見つけた！
●だれが いるのかな？
見つけた！ きれいな チョウだ！
●これは いったい なに？
おっと！ だまされた！？
●石が ごろごろ かくれんぼ！
見つけた！ ひなに なっても 川原で かくれんぼ！
●木の うえで かくれんぼ！
あっ！ 見つけた！
●雪の 山で かくれんぼ！
あっ！ 見つけた！
●なにかが かくれているぞ！
あっ！ カマキリが セミを つかまえた！
●たくさんの 花が さいているね！
あっ！ だまされた！
あっ！ にた もようの チョウが たくさん！
あっ！ にた もようの ヘビが たくさん！
●オオスズメバチ 発見！
あれっ！？ スズメバチかな？
●もようは ちがうけど みんな おなじ テントウムシ
あれっ！？ テントウムシを つつくと？
●じつは どくを もってます
あれっ！？ ジャコウアゲハかな？
あれっ！？ これは 花？ それとも 虫？
あれっ！？ これは なんの 虫？
●さくいん
●先生・おうちの方へ 「擬態と保護色」

[きよさんの感想 · 2021年12月2日]

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著者プロフィール

伊地知 英信(いじち・えいしん)
1961年東京生まれ。自然科学書や博物館展示物の編集者・ライター。自然観察のインタープリター。集英社版『完訳ファーブル昆虫記』10巻20冊の編集および脚注・訳注の執筆に関わる。『しもばしら』（岩崎書店）で第58回児童福祉文化賞など。

「2023年 『ファーブル昆虫記　誰も知らなかった楽しみ方』 で使われていた紹介文から引用しています。」