くろいながい

著者 : おくはらゆめ

• あかね書房 (2014年9月1日発売)

感想・レビュー・書評

[司書KODOMOブックリスト（注：「司書になるため勉強中」のアカウントです）さんの感想 · 2023年6月3日]

あかね書房　２０１４

黒い長いしっぽのネコと、黒い長いかみの少女の旅。
絵がかわいい。

[蒲郡市立図書館（NPO法人ブックパートナー）さんの感想 · 2021年9月9日]

長い黒髪の女の子と、しっぽの長い黒猫が、冒険に出る話。幸せそうなふたりがとてもかわいらしい。あの黒い長いおばあさんは何者…？
（ＹＡ担当／なこ）令和3年9月の特集「黒い本」

[人生≒本×Snow Manさんの感想 · 2018年6月14日]

なにこれ！？おもしろい！おばあさんのふこうじまんをはやおくりするところなんて、たまんないなぁ。

[coruriさんの感想 · 2017年5月15日]

題名にも『ながい』が含まれていますが、絵本自体も横長です。

尻尾の長い黒猫と髪の長い女の子が、ある日、どちらの方が長いのか興味を持って、一緒に尻尾と髪を辿る旅に出る、というお話です。

最後には黒猫と女の子は、尻尾と髪の先に辿り着くことを諦めてしまいます。物語のナレーションが尻尾と髪の先がどうなっていたのか、読者に教えてくれる構成になっています。

題名だけでなく、本文にも登場する『くろいながい』という表現。この表現の作中での使い方に少し違和感があり、評価を☆３とさせてもらっています。どうせなら、例えば黒猫は『くろい』、女の子は『ながい』という言葉を使わせる等、分けて使われていれば、と思いました。同時に使うなら、やはり『くろくてながい』が適切かと。

[うさぎちゃんさんの感想 · 2016年10月16日]

読み聞かせ所要時間：4分

[たまネコ♪さんの感想 · 2016年10月13日]

くろ～い なが～い、細長い 絵本♪

[まえたさんの感想 · 2016年6月4日]

ふたりは いっしょに わらいました
『キキキ』

ふたりが顔を見合わせた表情がかわいい。

[aoiさんの感想 · 2015年8月29日]

ねこと女の子、ふたりの共通点はくろくてながいものがあること。しっぽとかみのけ、さきっちょはどうなっているかな──？
カフェのカウンターで発見！ずっと読みたかったので思わず目が輝きました(笑)まくらになってたり、楽器になっていたり、色んな使われ方していますね。おばあさんの登場によって暗い話になるかと心配しましたが、そんなことはなく。ただ、肩透かしのオチで読後はモヤっとしました。まあ、これからも仲良く遊べそうなら良いか。

[moon-uさんの感想 · 2015年5月27日]

あ、横長の本なのね。
絵本はいつも、大きさに悩まされる。
これは横長タイプ。
そうだよね、黒くて長い、しっぽと髪の毛の
描写には横長が一番。

言葉遣いがちょっと今風。
でも、電話は黒いダイヤル式電話だったりして楽しい。

全体的には可愛いっ、というよりはクールな印象

[あるひさんの感想 · 2014年10月27日]

くろくてながくてながくてすてき！

著者プロフィール

兵庫県生まれ。辻学園日本調理師専門学校卒業。デビュー作『ワニばあちゃん』（理論社）で第１回月刊MOE絵本屋さん大賞新人賞、『くさをはむ』（講談社）で第41回講談社出版文化賞絵本賞を受賞。絵本に『チュンタのあしあと』（あかね書房）、『ようかいしりとり』（こぐま社）、『うんめぇ めぇし』（ほるぷ出版）などがある。

「2021年 『じゅうにしどこいくの？』 で使われていた紹介文から引用しています。」