花のズボラ飯

  • 秋田書店
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (164ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784253104524

感想・レビュー・書評

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  • 主人公・花が食するものは庶民的。

    普通に日本人皆が、口にしたことがあるものばかりです。

    すんごく極ウマに見えてしまうから不思議だ。
    私はサッポロ一番塩ラーメンを、真似してみます。

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      図書館にあったので、借りる予定。。。ズボラと言うところに親近感が、、、
      図書館にあったので、借りる予定。。。ズボラと言うところに親近感が、、、
      2014/04/11
  • 食事シーンの恍惚(いわゆるトロ顔)など隙あらばエロを盛りこむ上に昭和まんがに連なるのんびり生活系まんがなので、好き嫌いがはっきり分かれる作品。
    発表当初はこうしたエロスを日常風景から拾い上げるような作品が他に少ない状況だったため、狙いは良かったと思います。ただ残念ながら、諸々事情が絡んで3巻で止まってしまいました。

  • 再読。花さんかわいすぎる。
    読んでいてお腹がすく!庶民的でズボラな真似しやすいレシピばかりで◎

  • とても面白いと思った。立派な細密画だと思います。何系でもない女子がありのまま生活しているのを客観的に見れた気分。書き手の癖がなく押しつけがましくない。良い本。

  • 花ちゃんぐらい人生を楽しめたら幸せだな〜実際に30歳であんな生活してたらちょっと問題ありだけど、花ちゃん可愛いかった〜ゴロさんはどんな人なんだろうなぁ。私もゆる〜く今を楽しんで生きて行きたい!

  • 身の丈にあった生活(人から見たらずぼらでも)を送り、
    そこに最大限の知恵を発揮しているのがいい。

    冷蔵庫には(ごはんが)無いチンゲールでわろたとか、
    バブル期的な言葉回しが最初は違和なのだがだんだんじわじわくる。

    以下ぐっときた言葉。
    ストレスマイレージ、
    昨日から保湿しっぱなしのめし、
    しば漬け袋から直食い!器ノーサンキュープリーズ、
    そうめんってすぐできるからラヴリィ、
    誰が見てなくてもこういう仕事して立派、
    上でちゃんと寝よっと!『夜がんばる』ってやらしいな、
    困ったらネットに頼る現代の安易な賢妻、
    栗は眺めてるだけで十分秋、
    食べっぷりの悪い男は絶対ダメ、
    スプーン洗いたくないので砂糖もいれません、
    カブちゃんが入るか大根どんが入るかがポトフになるか鍋になるかの分かれ目よね、
    ハイできあがり~花のエサですよー、
    キリタンポの田舎臭さをフッ素で払拭、
    どうですこのギッシリ感。朝の埼京線も真っ青!!、
    明日の弁当にと思って解凍してた塩鮭があるというこのラッキーさ!!、
    本日の夕食スイカとクッキーと水道水か…なんかに対してうっすら罪悪感

  • ミステリーを読んでいてもおいしそうな本は別腹でっすぅ~
    スールスルゴックン(*^。^*)
    やっだ~花ちゃん降臨!!!!

  • 旦那さんが単身赴任していて一人で暮らしてるズボラな主婦「花」の毎日のズボラ料理、だけどウンマーーイ料理を描くグルメ漫画なのです。

  • ちょっとぽっちゃりな花の、ごはんを食べる表情が
    なんともかわいい。
    ときどきズボラじゃない料理もあり。

  • カンタンにできるB級グルメ紹介漫画かと思ったら、そういう側面も確かにあるのだが、夫は単身赴任で自分は本屋のアルバイトという一人生活をキッチリ描いていて面白い。
    ベースには愛する彼がいない寂しさがあり、しかしどこか自分だけの世界を楽しんでるようにもある。独身OL物語だと友だちとの生活がもっと出てくるが、妻なので、それほど社交的にはなれない。一人でボケとツッコミをやっている諸々が面白い。
    「肉まんかぁ。肉まんという手があったかぁぁああ!!」
    「満腹感と満足感が、罪悪感と敗北感にすりかわっていく昼下がり・・・」
    最初のほうで栗をたくさんもらう話があって、当然これを使っての栗料理の紹介に進むはずが、ズボラなのでそんなことはせず「栗は眺めてるだけで十分秋””ウチではそういう役!!」こういう料理漫画はなかったですね。

    楽しみはとにかく食べること。料理の紹介より食へのレスペクトがよく出ている。食べるものは3日目のカレーとかスイカとかコンビニのおにぎりとか普通のものだけど、ちょっとの工夫だけで美味しく食べるほうに力点が置かれてる。それは「孤独のグルメ」の久住昌之らしいコンセプトだ。

著者プロフィール

1958年生まれ。マンガ家/ミュージシャン。美学校出身。滝本淳助とは、『タキモトの世界』や「東京トワイライトゾーン」(「タモリ倶楽部」内のコーナー。1989年に日之出出版から書籍化)などでコンビを組んだ。

「2015年 『滝本夢絵日記』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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