ブラック・ジャック創作(秘)話~手塚治虫の仕事場から~ (2) (少年チャンピオン・コミックスエクストラ)

著者 :
  • 秋田書店
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (110ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784253132404

感想・レビュー・書評

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  • 庵野監督が頭をよぎる。

  • わたべ淳 手塚先生は自分の肉体に対して一番我儘を言っていたんじゃないですかね… 命かけます 不夜城と化したスタジオは 柔らかいお団子のようで 条件反射で原稿の取り立てだと思っているんだ ネーム=下書き 手塚さんは超絶なスタミナと自由自在の体内時計を持っていましたね 元はと言えば自分の出奔が原因なのに 不思議な縁えにし 松本零士 福岡県小倉 軟禁状態 朝日じゃなくて夕日だったんだ 藤子不二雄A 高井研一郎 まだ28歳だったんだぜ‼︎ 九州・博多に辿り着く

  • 2巻 博多の旅館で押し寄せてきた編集に隠れて原稿を。

  • (108)

  • 松本零士さんも手塚先生のアシスタントをやったことがあるということにもびっくりだけれど、あらためて手塚先生の漫画(アニメ)にそそぐ情熱と求心力みたいなものに感嘆。どうやら、隣でみていた娘も興味を持った様子。試験が終わったら借りたいそうで、再度予約が必要そうです。

  • 手塚さんのキチガイとも言えるわがままっぷりにドン引きしながら読んじゃいましたw
    むちゃくちゃすぎる(笑)

    でもそれが全員に恨まれていないあたり、デカすぎる才能とキャラのせいなんだろうなと思います。

    10本も連載を抱えながら落とさず品質も落とさなかったのもすごいと思います。
    以前から思っていたことですが手塚さんのバイタリティとネタの豊富さには脱帽です。

    その分振り回されるほうも大変ですが(笑)
    だから学生ながら松本零士さんらがいた「九州漫画同好会」が眠りながらもついていったのがすごい。

  •  手塚の蒸発等、本巻で描かれるエピソードは、これまでもよく語られてきた内容だが、著者の迫力ある画風とある種のリアリズムが、各エピの面白みを倍加させる。

     そもそも、手塚の無茶な仕事振りは、虫プロ末期に手塚の近くでその仕事振りを見た富野由悠季をして、自伝で「手塚の仕事の何分の一かでもやり遂げたい」と述懐することからも伺い得るが、中でも本巻は、石森や松本、藤子等のレジェンドが、彼らにとってのレジェンド手塚への憧憬を語るのが新奇ともいえそう。

     なお、手塚アニメ「マリンスノーの伝説」にて海の透明感を出すため水彩絵具を使った件には仰天。そんなことがセルアニメでできたとは…。

  • 大天才手塚治虫のキチガイスレスレッぷりの様子がたまらない。神様の称号が最も相応しい。あるいは、化物か。

  • 才能ってすごい

  • 藤子不二雄Ⓐ『まんが道』も大抵奇跡のような話だと思っていたが(あくまでも自伝的な作品)、このシリーズはより客観性、より信憑性がある奇跡。手塚治虫を介した石ノ森章太郎、松本零二さんらとの関わりなど。味のある画風に、味のあるストーリー。原作者と漫画家がそれぞれにいい仕事をした作品。

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著者プロフィール

73年、富山の港町に生まれる。高校卒業後、美大に行きたい思いを封じて、福祉系の大学へ進学。牧場バイトなどを経て、「一生の仕事にする」と、テレビ番組の制作会社に就職するが、1年で退職。制作会社で描いた絵コンテを褒められた経験を糧に漫画の持ち込みを続けて漫画家に。最新作『ルーザーズ~日本初の週刊漫画誌の誕生~』が『このマンガがすごい! 2019[オトコ編]』第7位にランクインした注目の漫画家。

「2022年 『定額制夫のこづかい万歳 月額2万千円の金欠ライフ(5)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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