ブラック・ジャック創作(秘)話~手塚治虫の仕事場から~ (3) (少年チャンピオン・コミックスエクストラ)

著者 :
  • 秋田書店
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感想 : 40
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (189ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784253132411

感想・レビュー・書評

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  • 愛だよ、愛。中学の課題図書にして、なんでもいいから、ともかく、愛を持つことがどれほど大事か、若い人に伝えようよ!!
    正直、中国の海賊版のエピソードは感動の前に、頭にくるよ!でも、そんなちっぽけな利権じゃないんだよね!!愛ですよ、愛!!

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「正直、中国の海賊版のエピソード」
      へぇ~中国は海賊版の巣窟ですものねぇ、、、
      この本もう3冊目なんですね、最近ヤングとミドル?のBJが描か...
      「正直、中国の海賊版のエピソード」
      へぇ~中国は海賊版の巣窟ですものねぇ、、、
      この本もう3冊目なんですね、最近ヤングとミドル?のBJが描かれていると知って読みたくなっているのですが、これも読んでみたくなりました。。。
      2013/07/16
  • 印象的なのは、「MW」の連載で、背景が入っていない原稿を持って行ってしまって、そのまま印刷に回されてしまった時、手塚治虫が悔し泣きをした、というエピソード。
    完璧な作品が掲載されなくてよほど悔しかったのだろうなと思うと、マンガンにかける情熱の深さに心を打たれる。
    そして孫悟空のエピソード。わかっていることなのに、手塚治虫逝去のところで鼻の奥がツンとしてしまった。
    惜しい。ほんとに惜しい人をなくしたのだ、と。
    もっともっと書きたかっただろうなあと思うし、もっともっと書いて欲しかったと思う。あの多彩な世界を、もっと見せて欲しかった。

  • 16ページで起承転結できれば長編もできるようになります‼︎ 特に言葉の感性が鋭くて… 阿久津さんの作る『マカロニほうれん荘』の煽りは ラーメン大好き小池さんのモデル トキワ荘 鉄扇公主 人民帽 ぼくはそんごくう 里帰り 翌1989年2月9日手塚治虫永眠

  • 3巻 ○が出ていないのに持って行かれて背景ナシで雑誌が。孫悟空。

  • -108

  • 主な登場人物(手塚治虫以外)
    第3巻
    第12話 漫画手塚学校
     わたべ淳、高見まこ、清水文夫、堀田あきお、石坂啓、福元一義、青木和夫
    第13話 一番打者
    壁村耐三、青木和夫、熊藤男、大塚公平、河野安廣、阿久津邦彦、鴨川つばめ、篠原(山下)幸雄
    第14話 手塚治虫と6人の孫悟空(前編)
     松谷孝征、鈴木伸一、石森章太郎、月岡貞夫、伊藤嘉彦、壁村耐三
    第15話 手塚治虫と6人の孫悟空(後編) 
     清水義裕、伊藤嘉彦、石坂啓、松谷孝征、鈴木伸一、ウォンライミン、ウォングチャン、特偉

  • ネタバレ 手塚治虫先生の孫悟空愛(そして愛するが故に、自ら描きまた製作してしまう)、質の低さのためアトム海賊版に無料で自ら筆を入れ再構成する先生。後者は手放して称賛しえないが、しかし作家として愛さずにはいられない魅力である。また、元アシスタントや編集担当のマル秘話はこれまで余りに表に出なかった逸話のよう。

  • 無茶苦茶なワガママエピソードは減っている気はします。
    でも漫画やアニメへの熱意は感じました。

    文字通り命がけでそれらに関わっていたかったんだろうなぁ。
    でも関わりすぎて生き急ぎすぎた。
    「短く太く」という言葉がピッタリ。

    中国アニメのエピソードもあり驚きました。
    手塚治虫と言えばディズニーファンのイメージがあったからです。
    しかもパクリではなく「すごいアニメを作ってやろう!」と実際に作った人がいてびっくり!
    私はその人たちもアニメも知りませんでしたがぜひ見てみたいです。

    孫悟空が6人いるのもその兄弟へのリスペクトなんですね。

  • アシスタントやBJ、アニメ史をめぐるオリジン・ストーリーの巻。歴史の重みが楽しい分、いつもの手塚ご無体は少なめだけど中国パチ物にまさかの行動は「本物」のド凄さ。

  • あぁ、これが、大塚 康生さんが言っていた孫悟空かぁ。
    見る角度が違うと、見えるものも違っているのは当然なんですが、こうやって、いろんな方向から見るのは楽しい。

    まぁ、このあたりの主張は、あっちが正しい気がします。なによりも、多分、手塚 治虫、忙しすぎ。

    あと、エピソードとしては、おもしろいもの順にかかれているのだと思います。小粒なエピソードが多くなってきた気がします。

    彼の海賊版に対する対応が、美談として語られるのは構わないのですが、それができないからといって、他のマンガ家を決して非難してはいけない。

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