- Amazon.co.jp ・本 (314ページ)
- / ISBN・EAN: 9784253169905
感想・レビュー・書評
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生命の尊厳!!
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【004】です。
【005】がコミックを持ってきたので、負けてられない!とばかりに、私の十八番(?)いや、宝物を遂に本棚にあげることに!ここにあげる為に、『・・・一体どの巻を置いたらいーんぢゃ(−−+』と暫し悩んだ結果、10巻を登場させまする。
さて、手塚治虫氏の素直な感覚で描かれたBJを取り巻くstoryは、《現在差別に繋がるかもしれないが、作者にその意図はなく、原作のまま出版することに皆様のご理解をいただきたい》との添え書き込みで出版されておりやす。15話ずつ各巻に入っているのであるが、このシリーズは現在16巻までしか出てないんぢゃないかな。まだまだあると、睨んでおるのだが、どうなのだろう?
私が愛するBJは、孤高で超ニヒル。
患者が誰であろうと法外な医療費を要求したり、かと思えば人を馬鹿にした“自分基準”を持ち、天才悪医の汚名が・・・。医師会にも超厄介者扱いされてるけど、結局はBJの腕を頼らざるを得ない人間的にも未熟な医者たちや、それぞれの思惑や身勝手さに囚われ、彼の元を訪れる市井の人々相手に大奮闘。
結局人間とはこんなもので、そしてこうなっちゃうものなのだ、という弱さや強さ、人間のエゴ&欲望を、非常にわかりやすく描いている。
“孤高”ってのには少々疑問があるけど。
奥たんのピノコとのやりとりも素晴らしいもので、彼女しかBJには立ち向かえないと思う。
思ったら即行動(←このせいでBJの可能性を潰すこともあった)。女の気配には敏感。
鈍感さを越えた汚れなき人間の感覚そのものであるピノコ自身が、BJを刺激するんだろうなー。(当のBJが一番振り回されてるところが、メサ可愛らしい☆)
さてBJ談義は尽きないので、無理矢理お気に入りのstoryを一つご紹介。もち、この巻です。
BJを取り巻く人々や患者さんたちは、一概に悪い人たちばかりでなく、極稀で限られているけど、BJが思いを共にする一部の人間も登場する。
そんなひとりが、百鬼博士。彼は正規の医者だから、悪名高き医者ってのでBJを“つまはぢき者”扱い★
しかも、BJを殴るしね。そんな彼が『さてと・・・・・・どっかで祝杯をあげようぜ』とBJに言わしめる!この台詞の時の画も良くてねー。
【灰とダイヤモンド】。嫌味のないBJのsmileも必見!
BJを取り巻く人々と言えば・・・女性関係が鬱陶しい(−−)
奴はかなりモテ男なのです。相手の女性に何度か、心がチョロっと動かされる事もあったりしてね・・・。
ピノコがいてくれて助かった?!
また次回、選りすぐりのstoryが載った巻を登場させまつ!
あっちょんぶりけっ!-
2009/06/28
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この文庫版は今17巻まで出てるよ。ピノコ好きなら、17巻最後の話し、『台風一過』をぜひ読んで欲しい。
ちなみに僕の好きな話は、8巻の『...この文庫版は今17巻まで出てるよ。ピノコ好きなら、17巻最後の話し、『台風一過』をぜひ読んで欲しい。
ちなみに僕の好きな話は、8巻の『死への1時間』。
【002】2009/06/28
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081226(n 090102)
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僕の好きな作品。「ときには真珠のように」、「めぐり会い」、「六等星」、「アリの足」、「二つの愛」、「おばあちゃん」、「三者三様」、「友よいずこ」、「助け合い」、「勘当息子」、「ある女の場合」、「執念」、「奇妙な関係」、「虚像」、「ゴーストタウンの流れ者」、「山手線の哲」、「落としもの」、「焼け焦げた人形」、「もらい水」、「終電車」、「古和医院」、「土砂降り」、「老人と木」、「サギ師志願」、「ふたりのピノコ」、「おとうと」、「上と下」、「曇りのち晴れ」、「ハリケーン」、「発作」、「誤診」、「発作」、「再会」、「死への一時間」、「ある教師と生徒」、「目撃者」、「約束」、「二人三脚」、「銃創」、「やり残しの家」、「骨肉」、「盗難」、「灰とダイヤモンド」、「身の代金」、「人形と警官」、「お医者さんごっこ」、「がめつい同士」、「話し合い」、「青い恐怖」、「人生という名のSL」、「信号」、「デベソの達」、「二人目がいた」、「帰ってきたあいつ」、「笑い上戸」、「水とあくたれ」、「小うるさい自殺者」、「後遺症」、「気が弱いシラノ」、「幸運な男」、「かりそめの愛を」、「浦島太郎」、「鯨にのまれた男」、「スター誕生」、「死者との対話」、「霧」、「夜明けのできごと」、「20年目の暗示」、「ミユキとベン」、「浮世風呂」、「過ぎ去りし一瞬」、「純華飯店」、「おとずれた思い出」…。
全編を通して、珠玉の名作集の趣があります。 -
【解説】 大森一樹 ― 「ブラック・ジャックのカードの裏と表」
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好きです。高校の図書室に全巻具ってます。
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手塚作品を読んでみようと思い、手始めに集めてます。奥深い・・・さすが巨匠。
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あっちょんぶりけ。