百億の昼と千億の夜 (秋田文庫)

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  • 秋田書店 (1997年4月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・マンガ (446ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784253170024

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百億の昼と千億の夜 (秋田文庫)の感想・レビュー・書評

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  •  散逸構造とカオス――非平衡・自己組織化開放系 

    光瀬 龍39歳の時の傑作。「SFマガジン」'65年12号~'66年8号。

    拙レビュー『マトリックス』で述べた手前…(笑)

    当時、後述の『洗脳計画』から脱出し(笑) SF に倦んでいた時 P​・​K​・​テ​゙​ィ​ッ​ク,J・G・バラード,スタニスワフ・レム,ブライアン・W・オールディス,ロジャー・ゼラズニイ,ロ バート・シルヴァーグ,サミュエル・R・ディレイニー,ハーラン・エリスン,シオドア・スタージョン,アンソニー​・​バージェス​, アーシュラ・K・ル・グウィン, ​​​カート・ヴォネガット ​​​・・・に出遭い「スタージョンの法則 ★1」を胸に闘っていた頃(笑)、私にとって SF 史上空前絶後、壮大なスケールに興奮の坩堝と化したものの、不覚にも(萩​尾​望​都を通して知ったのがせめてもの救い?)それが日本の作家による '65-6年(A・E・ヴァン・ヴォークト,アイザック・アシモフ,アーサー・C・クラーク,ロバート・A・ハイライン,レイ・ブラッドベ リ,フランク・ハーバート​​​ ​​​・・・に心酔する前)の作品に愕然となり嫉妬に眩暈を覚えたっけ。_ _)。oO高校時代にも覚えた​山田正紀24歳「神狩り('74)」以上に・・・(´_ゝ`)ゞ

    ――壮大なる宇宙叙事詩

    当時、初出から凡そ10余年、阿修羅王に加勢の為、我々も何もしていなかった訳では無い――ヾ​(​≧​ε​≦​)​ノ​彡

    スタニスワフ・レム「完全な真空('71)」「レムの宇宙カタログ('81)」に収録されている――
    新しい宇宙創造説 アルフレッド・テスタ 教授が ノーベル 賞受賞の際に行った講演 テキスト 記念論集。
    『アインシュタイン 的宇宙から テスタ 的宇宙へ(From Einstein to Testan Universe) ★2』

    諸星 大二郎「暗黒神話('76)」「孔子暗黒伝('77-'78)」

    イリヤ・プリゴジン 「散逸構造('77)」―― 現時点での最終兵器。
    クルト・ゲーデル「不完全性定理('30)」

    を手に入れ・・・
    石川 賢「虚無戦記('75-)」が孤軍奮闘し散った(ラ=グース 暦 56億7000万2006年11月15日)『ラ=グース』宇宙の産声のする彼方へ”如来光”でいざ!「行き逝きて、(弔いの Revolution) 神軍」ε​=​ε​=​ε​=​(​;​-​_​-​)​/​
    ―― その後、56億7000万年間闘ったっけ。0o。(ー。ー)y―~~

    ★ 1 「SFの90%はクズである。但し、あらゆるものの90%はクズである」。
    ★ 2 メタ 論文。m(_\_)m

    閑話休題、私が光瀬 龍と出逢ったのは「中1(~3)コース(学研)」「中1(~3)時代(旺文社)」の頃、豊田有恒、眉村 卓、田中光二 ・・・錚々たる面々が、福島正実、星新一、小松左京、筒井康隆らの命を受け『少年・少女 SF 洗脳計画』に参加していたっけ。(´_ゝ`)ゞ

    そして効を奏したのか? NHK「少年(少女)ドラマシリーズ('72-'83)」が――
    衝撃!の「タイム・トラベラー ('72)」筒井康隆で始まり…島田淳子(後の浅野真弓)に ♡ (〃´x`〃)
    「続 タイムトラベラー('72)」石山 透(原案・筒井)

    光瀬 龍は「暁はただ銀色('73)」「夕ばえ作戦 ('74)」「明日への追跡('76)」「その町を消せ! ('78)」

    「まぼろしのペンフレンド('74)」「なぞの転校生('75)」「幕末未来人('77)」眉村 卓
    「11人いる! ('77)」萩尾望都
    「七瀬ふたたび('79)」筒井康隆ふたたび。
    「ぼくとマリの時間旅行('80)」小松左京

    あと忘れてならないのが『小学館漫画文庫』発刊の頃――
    NHK「劇画シリーズ('76)」
    つげ義春「紅い花」林 静一「赤色エレジー」滝田ゆう「寺島町奇譚」

    ・・・燃えていたなぁ。φ(​ー​。​ー​)​y​―​~​~

  • 2008年3月3日読了。

    30何年ぶりとかに読み返してみたけど、やはり難解で壮大な物語。だがちっとも古びていない。
    プラトンがオリオナエでアトランティスは沈み、オリハルコンが残る。悉達多がシッタータで(これは少し判り難い)阿修羅王と共に弥勒の元で、何を知ったのか。長い年月まさに百億千億。彼らが得たものは。

    神も仏もあったもんじゃないってのはまさにこの話のための言葉か?

  • 光瀬龍の原作とはひと味違った萩尾望都の「百億の昼と千億の夜」がここにはある。
    難しい原作をよく消化して漫画化したものだ。尊敬に値する。

  • 最高の無常感が味わえます。原作は光瀬龍ですが、萩尾望都作品としか言えないコミカライズの最高傑作の一つです。

  • 先に小説を読んでいたんですが、ようやく漫画を読めました。
    壮大な物語を漫画化した萩尾さんの力量に頭をたれますって。
    忠実に漫画化したというよりも、萩尾さんテイストをちゃんと効かせてる。
    ユダも結構重要な役割り与えたれてたし・・・
    ただ、キリスト教信者がこれを読んだら、イエスの描写に
    文句を言いそうな気がしますけど(^◇^;)
    でも小説で感じた切なさ、無常さ、虚無感までもが余韻として残って大満足です。

  • もう何度読んだかわからないが、ほんとにこの話の世界観はすごい。何度読んでも飽きないし、そのたびに世界について考えさせられる。
    この話を漫画で表現するというのも凄いなあ、萩尾望都って。実は原作は読んでいないんだけれど。裏切り者とされるユダが実は・・・という話は、今ではいくらでもあるんだろうけど、この話はもう40年も前に既に語られてたんだよね。ひらすら「へ~」と感心するのみ。時間軸も凄い。百億とか千億年とか・・・スケールでかいわ。しかも「んなアホな」という気がしないんだよね。凄いなあ。

  • 10代の頃、タイトルと光瀬龍、萩尾望都の名前にひかれて読んだもののよくわからず、漫画ではじめて途中挫折。
    今回3度目の再読。
    地球になぜ生命が生まれたのか。
    森羅万象なぜ起こり、人は世界は、どうなってゆくのか。
    神とは?宗教とは?創造主とは?
    これは宿命?
    壮大なスケールとその世界観には、読んでいて圧倒されてしまう。

    正直、まだ理解できたとは言いがたいけれど、
    それでも、☆5つつけずにはいられませんでした。

  • 何度も読み直しているのに登録していなった。昨日再読。小学2年の時に読んで衝撃を受けずーっと忘れられない本だった。特に阿修羅が。でも大人になって読み直したらこんなの理解して読んでなかったのだろうな…と思った。

  • 10年は昔に買ったものなのにいまだに読み返すたび、あーそういうことかと発見がある。
    この面白くもややこしい内容を漫画化した望都先生はさすがです。

  • キリスト教や仏教、著名な宗教は終末的救済を説いているが、なぜ目の前にいるものを苦しみから救おうとはしないのか。終末とはなにか。未来にある救済とは何か。
    疑問を持った阿修羅の闘いは、時空を超え、宇宙へ。

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