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この作品に関連する談話室の質問
みんなの感想・レビュー・書評
こっちは漫画版。原作でわかりにくい情景描写は漫画になってもやっぱりわかりにくい。星野之宣に描いて欲しかった。
初めて読んだときの衝撃は忘れられない
漫画→原作と入ったので私の中の阿修羅王のイメージは少女
興福寺にある阿修羅像も男性なのに少女にみえる
もう何度読んだかわからないが、ほんとにこの話の世界観はすごい。何度読んでも飽きないし、そのたびに世界について考えさせられる。
この話を漫画で表現するというのも凄いなあ、萩尾望都って。実は原作は読んでいないんだけれど。裏切り者とされるユダが実は・・・という話は、今ではいくらでもあるんだろうけど、この話はもう40年も前に既に語られてたんだよね。ひらすら「へ~」と感心するのみ。時間軸も凄い。百億とか千億年とか・・・スケールでかいわ。しかも「んなアホな」という気がしないんだよね。凄いなあ。
漫画版は再読。原作(小説)はSFを読みなれていない私にとってはSF特有の用語などが難解で、イメージが浮かびにくかったけど、絵として表現されているとスッと世界に入り込めた。難解さが減った分、苦しみや絶望が表現としてストレートに伝わってくる。原作ではあまり日の当たらない存在のユダが重要な人物になってるのも良い脚色。
人から一年ほど借りていたがようやく読めた。
読むだけで訳わからなくて疲れるのに、最後の一文で更にどっと疲れる。
そして阿修羅が美形
昔、マンガ雑誌に連載されているのを読んだことがある。最終話がものすごく印象に残っていて、2年ほど前に文庫の元本を買った。でも、なかなか読み進むことが出来なかった。地元の公立図書館で、なんと、マンガ版(萩尾望都)のハードカバーを見つけて読んでみた。記憶はずいぶん美化されていたのが分かった。思ったより突っ込みどころがあった。それでも、やはり、最後の場面は記憶どおり。普段は目を向けないようにしているものに直に触れたような気持ちになった。SFの面白さの本質が表れたものであり、哲学的である。
人間は、自分の手の届かない「無限」が大好きなんだろうな。
プラトン、阿修羅、シッダールタが、帝釈天やナザレのイエスを操って世界に破滅をもたらそうとする謎の存在を追う!というあまりにも、あまりにも壮大なSF。
いまさらはじめて読んだのですが、あまりに多くのものを飲み込み拡大していく物語に、ポカンとしどおしであった。しかし、ナザレのイエスの扱いがあまりにもひど過ぎる…。
惑星開発委員会、ディラックの海、「◯◯するのに、0.08秒」とかよく見知ったものの源流に触れられたのは良かった。
昨日届いた弟の遺品。彼が萩尾望都を持ってたのは意外でした。
この百億千億は、我が家のどこかに原作が転がっています。私、一時期光瀬龍好きでね。高校の図書館にあった光瀬龍は制覇しました。
何はともあれ百億千億。
息子が「死ぬのが怖い」と言い出した時に、手塚治虫の『ブッダ』を勧められたのを思い出しました。しかし作者、仏教にはシンパシーを感じてるようですが(違うかな)、クリスチャンが読んだら怒るんちゃうん?という感じは否めません。
とはいえ面白かったです。一気に読みました。
持ってるのは文庫じゃなくて大きなハードカバーだけれど、とりあえず。初めて読んだのはたぶん中学生ぐらいのときで理解できず。山岸涼子の「日出処の天子」で弥勒菩薩をみて、これを思い出して再読し、面白さに気付いた次第。さらに光瀬龍の原作を読んで理解を深め、それを見事に描写しているという凄さに気付いた。また読みたいと思い続けながら、なかなか果たせない。
10代の頃、タイトルと光瀬龍、萩尾望都の名前にひかれて読んだもののよくわからず、漫画ではじめて途中挫折。
今回3度目の再読。
地球になぜ生命が生まれたのか。
森羅万象なぜ起こり、人は世界は、どうなってゆくのか。
神とは?宗教とは?創造主とは?
これは宿命?
壮大なスケールとその世界観には、読んでいて圧倒されてしまう。
正直、まだ理解できたとは言いがたいけれど、
それでも、☆5つつけずにはいられませんでした。
運命と対峙する勇気・覚悟がないと、この物語はかけない。
とても怖く、過酷な作業だっただろうと思う。
読めば読むほど、手塚を思い出させる。
マンガ家の憧れもあっただろうし、それくらい懸けていたのだろうとも思う。
萩尾望都はやはりすごい人です。
何人もの作家に影響を与えたというのもとてもよく分かります。
ざっと思い出せる分だけでも現在の怪奇漫画の大御所から
出せばヒットの売れっ子作家まで、この本を吸収し自分の作品に
それを盛り込んでいきました。
この厚みでも読んでいて退屈したり疲れたりしないのはやはり凄い。
宗教と時空、因果と輪廻、この世の不思議を、誰もが「なぜ?」と一度は考えた謎を、阿修羅が追う。思春期に読んだのですが、ファンタジーでありながら哲学的な要素も含まれている作品だと思いました。今読んでも楽しめると思います。
何度も読み直しているのに登録していなった。昨日再読。小学2年の時に読んで衝撃を受けずーっと忘れられない本だった。特に阿修羅が。でも大人になって読み直したらこんなの理解して読んでなかったのだろうな…と思った。
子供の頃、最初にこの本を開いた時は、壮絶な内容に怖くて泣いてしまった。時々読み返すと、当時はわからなかった事柄が分かるようになっている。古典作品、宗教、哲学、自然科学の様々な知識が積み重なって、彩られているこの作品の奥深さには舌を巻く。同時に自分自身の知層(笑)の蓄積と確認出来て、少し嬉しくなる。これがまた原作だと異なった側面を現すと聞き、いつか読んでみたい小説の一つ。
10年は昔に買ったものなのにいまだに読み返すたび、あーそういうことかと発見がある。
この面白くもややこしい内容を漫画化した望都先生はさすがです。
キリスト教や仏教、著名な宗教は終末的救済を説いているが、なぜ目の前にいるものを苦しみから救おうとはしないのか。終末とはなにか。未来にある救済とは何か。
疑問を持った阿修羅の闘いは、時空を超え、宇宙へ。
どの宗教でも救済やら審判の日を語るわりに世界中で今苦しんでいる人々がまったく救われないことに疑問を持った人は一度読んでもらいたい本。
ブッダ(シッタータ)、阿修羅、帝釈天、弥勒、イエス、ユダ、などが登場し、宗教や信仰に隠された謎を追求していくストーリー。
最後明確な答えが描かれていたようではなかったのでもやもやしましたが、この漫画で描かれていたことを自分なりに考えることは考えないままでいたよりずっといいとは思いました。
身も蓋もない言い方をすれば、世界は何者かにすごい理不尽なプログラミングをされてるっていうお話。00年代はセカイ系が流行したけど、その30年以上も前にこうした先駆的な作品があったことは意識しておきたい。設定と疾風怒濤の展開についていくのは簡単ではないけれど、テーマはとても好みで面白かった。
印象的だったのは萩尾先生さんの描く滅び行く宇宙の寂しさ。本当に寂しかった。






