サイボーグ009 (18) (秋田文庫)

  • 72人登録
  • 3.89評価
    • (6)
    • (4)
    • (8)
    • (0)
    • (0)
  • 4レビュー
  • 秋田書店 (1995年9月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (287ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784253170376

サイボーグ009 (18) (秋田文庫)の感想・レビュー・書評

並び替え:

表示形式:

表示件数:

  • ネタバレ 初出年不明。スター・マーメイド伝説編、ザ・モダーン・ナルシス編、山手線梅雨風景編、張々湖飯店繁昌録編、七ツの子編、変身編。コメディタッチの飯店繁昌録からブリテン悲恋物語の変身編、弱肉強食という辛辣な自然像を温かいラストで覆い隠した佳編七ツの子編、若さの喪失への寂寥感に対する異議申立たるナルシス編、SFらしさ満載(特にマーメード出身惑星の描写)のスター・マーメイド編まで幅広い短中編。梅雨風景編内ジョーの突然のキレ方は、時代を反映しているとも想像できそうだが…。実のところどうなのかな?

  • 第18巻は
    『スター・マーメイド伝説編』
    長編で、宇宙に連れ去られた009達が2つの種族の戦争に巻き込まれる話。戦争は新たな戦争を招くだけであり、戦争によって戦争を終わらせることは決してできないことを訴える秀作です。戦いとは、我々の種族を絶やさない大事に育んでいくためにも必要なのか平和無抵抗主義(ガンジー主義)が良いのか、侵略された側の苦しみや傷めつけられてきた者達には、いくら平和を唱えても無駄であると004は言う。孤立化する女王の姿哀れ
    他の6編はいずれも短編で、サイボーグ達の日常生活を描いた作品。戦闘は一切ありませんが、いずれも作者の深い人間愛が表現された短編たちです。
    『ザ・モダーン・ナルシス編』
    モデル業を繰り返しているうちに鏡とレンズの行ったり来たりの往復で悲しい時も嬉しい顔をする自然さをなくした物語。本当の自分はどこに在る
    『山手線梅雨風景編』
    009の目から見た現在の姿。暴走族などの若さの無軌道ぶり、本を読むのはー広い世界へ心の目を開くためなのに現実から逃げるためのもの
    『張々湖飯店繁昌録編』
    評判が良くなりすぎて、有名料理評論家が来ることになりてんやわんや。評論家の大先生実は本物の味がわからないオチ付。どちらの味覚がいいのかあてにならない。
    『七つの子編』
    7つ子強い赤ちゃんを残して弱い子は殺すことがわかってしまう003.命は全てに平等で、皆生きる権利があると怒る。001が主役で神様以外にそのような真似はできないと説くが、001に神を自然と解釈すれば、弱者は強者に滅ぼされるのも自然なことと諭される。
    『変身編』の7編。
    007を主人公にした『変身編』が切ないです。彼女に良かれと思い北人正直に変身してしまうことが、とんでもないことに・・・結果的には娘心を弄んだだけに追い詰められる。真実の俺と虚像の俺の違いで苦しむ007嘘が嘘の上塗りとなっていく。変身能力は、仕事だけに使う決意をする。良い点は、変身できることで、幾人分の人生を楽しめるぶん、苦しみを背負うことになることを悟る007

  • スター・マーメイド編。「スター・マーメイド伝説編」「ザ・モダーン・ナルシス編」「山手線梅雨風景編」「張々湖飯店繁昌録編」「七つの子編」「変身編」

全4件中 1 - 4件を表示

石ノ森章太郎の作品

サイボーグ009 (18) (秋田文庫)を本棚に「いま読んでる」で登録しているひと

サイボーグ009 (18) (秋田文庫)を本棚に「読み終わった」で登録しているひと

サイボーグ009 (18) (秋田文庫)の単行本

ツイートする