海のトリトン (1) (秋田文庫 1-23)

著者 :
  • 秋田書店
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感想 : 26
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  • Amazon.co.jp ・本 (300ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784253170857

感想・レビュー・書評

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  • 本棚にあった古い秋田文庫を取り出して読んでみました。アニメとは全然違うと思っていたけれど、このスケールはすごいなと思う。手塚作品の中でも好きな作品の一つ。ポセイドン族とトリトンの戦いが始まるのだけれど、なんでこんなに憎しみあうのかというのはこれからわかるのかな。ヘプタポーダはいいやつだったんじゃないか。

  • 小学生の頃、アニメの再放送を見たような気がする「海のトリトン」。正直、内容は覚えていないです、ほとんど。
    夕方の再放送だった覚えがあるんだけどなぁ。その時間になるのを楽しみにしていた記憶がないから、琴線に触れるものがなかったのでしょう。

    ポセイドン一族とトリトン一族の戦いということも初めて知ったし、トリトンが最初から海の一族で登場していることも知らなかった。
    人の子として生まれて、何らかの宿命で海の一族として覚醒していく。或いは人間のまま侵略してくる海の一族と戦っているのだと思っていました。
    読まないといかんね。

  • 二十年ぶりくらいの再読書。
    かるーく「デビルマン」テーマだった。
    ポセイドンをはじめとして悪役たちが小物だが、それがなんともいえない味を出しているのもよい。
    それにしても手塚治虫の描く女の子はかわいいなぁ。

  • 人間と海の大王との間に人魚トリトンは人魚だったんですね。

  • ポセイドン一族に抹殺されようとしているトリトン一族の最後の赤ん坊を陸の人間が助け出したことから始まる物語。

    トリトン側からするとポセイドン一族は超~悪者なんだけれども、話のようすだと姿が人に似ていることから人間の文化を取り入れてポセイドンの政治を古臭いと上から目線で一蹴したトリトン一族のやり方にも問題があったんじゃないかなぁ?
    ただどこの一族かというだけで争うむなしさもしっかりと描かれていました。
    よっく読むと、けっこうビジネスマンの役に立ちそうなお話だね(笑)

  • お父さんがあっけない…。トリトンを養子にする件のお母さんとのやり取りが好き。母思いの和也も悲しい。

  • 登場キャラのほとんどが幸福にはなれない、切なく哀調を帯びたストーリー。ポセイドン族とトリトン族の抗争、種族間の対立は悲しみしか生まないんだなとしみじみ思います。読んでいてとても悲しいお話でしたが、環境問題などの社会風刺も織り交ぜ、千紫万紅さまざまな想いが胸に残る良い漫画でした。

  • 海を支配し、陸をも狙うトリトン族を滅ぼそうとするポセイドン族の争いに身を投じる一族の最後の生き残りの少年・トリトンの物語。あっさりポセイドンの子供たちが死んだり、一方的な善悪の物語ではないけれど、トリトンが結構頑なで仕方ないんだけれど、なんかあんまり入り込めない。

  • 友達からもらって読んだ本です。海の世界と陸の世界の戦いの話。

  • 子供の頃、とても好きだったTVアニメでした。多分、記憶にある中で最も古いマンガ経験です。

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著者プロフィール

1928年、大阪府豊中市生まれ。「治虫」というペンネームはオサムシという昆虫の名前からとったもの。本名・治。大阪大学附属医学専門部を卒業後、医学博士号を取得。46年、『マアチャンの日記帳』でデビュー。幅広い分野にわたる人気漫画を量産し、『ブラックジャック』『鉄腕アトム』『リボンの騎士』『火の鳥』『ジャングル大帝』など、国民的人気漫画を生み出してきた。

「2020年 『手塚治虫のマンガの教科書』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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