わが指のオーケストラ (3) (秋田文庫)

  • 32人登録
  • 4.40評価
    • (9)
    • (3)
    • (3)
    • (0)
    • (0)
  • 9レビュー
著者 : 山本おさむ
  • 秋田書店 (2000年7月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (318ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784253175722

わが指のオーケストラ (3) (秋田文庫)の感想・レビュー・書評

並び替え:

表示形式:

表示件数:

  • 主人公をかえての最近の運動の流れとしての続編が読みたい。
    でも著者はいま、原発についてのことを描いてるから、忙しいかな

  • 全4巻のコミックスである。
    かつて、障害児教育という概念すら日本になかった時代。
    ろう者(聴覚障害者)の子供たちの教育に人生を捧げた一人の教師がいた。音楽への夢を絶たれて教師となった彼は、「優しく美しい」手話は音楽と同じだと気づく。
    ろう者の子供たちの豊かな心を育てるために、手話教育が絶対必要だと訴える彼。しかし時代は口話教育全盛期を迎え、手話の存続が危うくなる。
    手話を表現するためには、マンガという手法が最も適していると思った。
    著者の山本おさむには他にも「遙かなり甲子園」「どんぐりの家」など、手話を扱った作品がある。そちらも合わせてお読みください。

  • 音楽の話かな?と何も知らずに図書館で借りたら、聾者教育の歴史を一人の教師を軸に描いた、とても熱の伝わってくるいい本だった。すこし前までは手話を禁止されていた、など断片的な事は習った気がするけれど、手話を奪われるということ、親子で言葉を交わせないという事がどんな事なのか、戦前の歴史の流れ、関東大震災での出来事などが丁寧に描かれていてとても勉強になった。

  • 世の中が口話教育重視となる中、手話教育を守り、それぞれの子どもに合った教育を唱える大阪市立聾唖学校の高橋潔校長の一代記。漫画。明治時代の聾学校の創設期から、手話教育、口話教育への変遷がわかる。特にに高橋青年が手話に出会い、手話を音楽(オーケストラの絵)だと表現する、スケールの大きな1ページに胸が震えた。「安寿と厨子王」の絵本を聾の子どもらに聞かせてやるとき、その手話が音楽の様に空気を揺さぶり、子どもらの心を揺さぶるシーンは何度見ても涙が出る。私は単行本で読んでいるので、文庫がどうかわからないけど、このスケール感は文庫より単行本で見た方が分かる気がする。あと単行本4巻目のあとがきが、川渕依子さん(高橋先生のお嬢さん)であることの意義はものすごく大きい。(全4巻)

  • 手話が、耳の聞こえない人にとって、世界をつくりだすかけがえのないものだということを、手話を守るための真摯な闘いがあったことを伝えてくれる作品です。
    聾教育に携わる人だけでなく、多くの人に読んでもらいたい作品。

  • 実際の方がモデルの作品です。手話を習っている方にはぜひぜひ読んでほしい作品です。

全9件中 1 - 9件を表示

山本おさむの作品

わが指のオーケストラ (3) (秋田文庫)はこんな本です

ツイートする