6つの箱の死体―タック&タカチの事件簿2 (SUSPERIA MYSTERY COMICS)

著者 :
  • 秋田書店
3.50
  • (1)
  • (3)
  • (6)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 35
感想 : 3
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・マンガ (206ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784253185288

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 2013.9.9再読 処分

    タック&タカチシリーズ2。
    「解体守護」「麦酒の家の問題」「6つの箱の死体」「解体譲渡」「消えた上履きの問題」「解体迅速」の6篇。
    今回は原作者のデビュー前後の作品が多いらしく、ご自身があとがきで「無理め」な内容が多いと触れている。
    確かに前作に比べ偶然の要素は増えたようで前作の方が面白かったが、今回も面白く読めた。
    1番印象に残ったのは、唯一死体が出なかった「解体守護」。
    4歳の弟が大切にしていたクマのぬいぐるみの腕が切られ、1番目の姉が大切にしていたハンカチが消えた。
    その翌日、血の跡の残った姉のハンカチが、手当てするようにクマの腕に巻かれた状態で出てくるという謎。

著者プロフィール

1960年高知県生まれ。米エカード大学創作法専修卒業。
『聯殺』が第1回鮎川哲也賞の最終候補となり、1995年に『解体諸因』でデビュー。同年、『七回死んだ男』を上梓。
本格ミステリとSFの融合をはじめ、多彩な作風で次々に話題作を発表する。
近著に『夢の迷い路』、『沈黙の目撃者』、『逢魔が刻 腕貫探偵リブート』などがある。

「2023年 『夢魔の牢獄』 で使われていた紹介文から引用しています。」

西澤保彦の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×