黒薔薇アリス (4) (プリンセスコミックス)

著者 :
  • 秋田書店
4.09
  • (40)
  • (53)
  • (25)
  • (2)
  • (0)
本棚登録 : 405
感想 : 24
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・マンガ
  • / ISBN・EAN: 9784253191944

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • うわあ、盛り上がった4巻だった。和泉小路編のあくどいディミトリも良かった。マクシミリアンも繁殖出来て◎。瞳子さんとのガールズトークも楽しかった。繁殖についてもはっきりしたし、いつか来ると思ってた光哉が次巻からでて、さらに期待。

  • だいぶ物語の核心に近づいてきた感じがします。さて、これからどうなるのやら。

  • アリスは彼らが暮らす静寂館の元の持ち主である和泉小路伯爵家の令嬢・彰子が大正時代につけた日記を見つける。その日記には、ディミトリが日本を訪問、オカルト蒐集家の伯爵に事情を話し、居場所を提供してもらい、日本で暮らし始めた事情がしるされていた。そしてディミトリと共にやってきたマクシミリアンの死期が近くなり、彼は繁殖相手として、ディミトリに恋している彰子を選ぶ。マクシミリアンはブラッドレイとの確執からディミトリとも主従でありながら確執もあり、彰子がそれを中和してくれることを望み、彰子はそれに応える。

    一方、レオはいなくなったが、彼はアリスに振られたあと、余命わずかな作家の鳴沢瞳子と取引をし、彼女と繁殖していた。レオの遺言で静寂館に現れた瞳子は、アリスと打ち解け、自分の最期をアリスに見届けるように頼む。


    和泉小路伯爵家の令嬢・彰子の日記をアリスが見つけたことで、ディミトリが東京にいる理由や、マクシミリアンの死の状況があきらかに。そしてレオが残した瞳子さんの種。瞳子さん、かっこよかったなあ(泣)

  • ずっと気になっていたマクシミリアンの終わりと、日本に来た経緯が明らかになってなんとも切ない!
    彰子の恋はゲームだったら絶対にバッドエンドなのに、本人の立場からしてみれば嬉しいのか微妙。というか、ディミトリアかなりの悪い男だぜ!爽太はこれを手本にだなぁ・・・でも無理(笑)。
    他にも凄いガールズトークで萎んだ三人が可愛かったり♪
    そして他にも、シリアスでは魅せても笑うところも忘れない、ディミトリアが振られた時のあのイライラはきっと、振られたことではなくてあの双子の態度にイライラしたんだろうな(笑)。可愛い男たちめ♪

  • 残酷だけど綺麗な話だ。最後の瞬間ってこんな風になってしまうのか、これはかなりのトラウマショット。

    よくでる話ではある恋愛をする上での人間の本能の部分、アリスが言い負かされてるのは面白かった。ただ理屈じゃそうって分かっていても実際は色々考えてしまってなかなか上手くいかないもんだよねぇ

  • 物置で見つけた大正時代の日記帳から、ディミトリがマクシミリアンとともに日本に来てからのできごとが明らかに。そういえばマクシミリアンがいないなぁと思っていたら、大正時代に亡くなっていたんですね。
    で、マクシミリアンと彰子の間にできた種が、巡ってレオになったのかあ。

    レオはレオで、店の常連だった、余命のない小説家の瞳子との間に種を残していて、彼女が種を飛ばすところは、かなり衝撃的。アリスも瞳子の姿を見て、自分の未来を想像しただろうけど、私だったら、あれを見たら、繁殖はちょっと無理かも。

    それにしても、1巻の最初のシーンは、彰子のことだったんだぁと思い出しました。あのときは、いったい何のことか分からなかったけど、4巻でやっとつながりましたね。

  • 2011/02/28:コミックレンタルにて読了。

  • 2010/10/08購入・2011/01/29読了

    女性の吸血樹の最後は・・・びっくりだなぁ・・・。
    久しぶりに読んだせいでストーリーを忘れておる、いかんな・・・。
    彰子さんすごいなぁ・・・。

  • 現代編になった時 マクシミリアンはどうしたのか??
    気にはなってたのですが遂にその謎が明かされました------。
    それは彼ら吸血樹の・「繁殖」の全貌でもあったのです・ 
    今私達はアリスとともにその衝撃的な事実を知ることになります!
     ---ディミトリ&マクシミリアンの物語---必見です

  • なかなかハードな内容なのに、美しく描いてるよなあ。水城さんの漫画はいつも生と死があちこちに散りばめられてて、ともすると生々しくなりそうなのにキレイ。まあ、それでも今回の内容は衝撃的だったけど。
    この後、どうなるんだろうなあ。

全24件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

漫画家。代表作に『失恋ショコラティエ』『脳内ポイズンベリー』。作詞や文章などの創作もあり、多方面で活躍中。

「2015年 『柘榴姫社交倶楽部』 で使われていた紹介文から引用しています。」

水城せとなの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×