- Amazon.co.jp ・マンガ (183ページ)
- / ISBN・EAN: 9784253195867
感想・レビュー・書評
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上杉謙信の2人の養子・景勝と景虎を描いた歴史もの。共に奥方(菊姫・雪姫)視点で描かれており、女性から見た戦国武将という見方が新鮮である。少女漫画ならではの表現形態だと思う。
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上杉家に入り婿に来た三郎がなんとも不憫で仕方がない一冊。
戦国時代の婚姻。
確実に領地や同盟のために結ばれたものなのに、女の涙でゆるんでしまった三郎。
だからこそ、あとあとの雪姫の行動がでてくる。
兄妹は裏切れても夫婦は裏切れないという、この二人のきずなが羨ましいです。 -
菊姫に興味を持ったので読んでみました。
無口でブスッとしてる景勝がこの漫画ではそういう印象がなかった。菊姫が主人公なのですが景勝がイメージと違うという感じ。 -
安心して読める一冊。上杉夫婦の愛情は繊細で一輪の花のよう。そつなくかかれていて今一つもの足りない感が…
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菊姫と景勝の愛情がとても繊細に描かれていて、この夫婦が好きな人にはお勧め。武田上杉という政略結婚ではあったが、確かな愛で結ばれた二人。しかし時勢の流れの速さに翻弄され2人のお互いを想い合う心が不安すれ違いを生み始め・・・。思わず菊姫に同情します。景勝も菊姫を愛しているのにこの夫婦悲しいなー。でも最後は胸にじーんときます。
惜しむらくは景勝が史実の「無口、無愛想、笑わない」という世間一般のイメージから程遠く、繊細で物腰柔らかい青年に描かれていることに違和感が・・・(菊姫や斎姫の前で笑うのはともかく、秀吉の前であんなほやほやな対応は以外でした) -
景勝さまと菊姫さまの漫画。
切ないけど、ステキ。
景虎さま夫婦のお話も入ってます。 -
【3話収録】
・家同士の結束のため婚儀を結んだ上杉景勝と武田信玄の娘・菊姫。武田家崩壊、秀吉への恭順、家臣の離反、夫婦別れての暮らし、関ヶ原の戦いなど数々の障害を乗り越えながら心の奥深くで結ばれていく
・北条家からの養子として上杉を名乗ることとなった景虎。北条家との思惑や上杉家の跡目など少なからず目論みつつも妻と謙信への愛情から穏やかに暮らしていたが・・・
・旅の途中の男女が雨宿りのための小屋で一緒になった盗賊に襲われる
(2009/7/30 読了) -
切なくてだいすき