AIの遺電子(4)(少年チャンピオン・コミックス)

著者 :
  • 秋田書店
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感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (190ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784253220996

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  • コミック

  • やりがいも苦労も、AIが適度にコントロール。それって幸せ?好きな女の子をスキャンして、恋愛ゲームのキャラクターに。それってアリ?人工知能専門医、須堂と旅する未来世界オムニバス。(Amazon紹介より)

  • 1−4巻まで読了。近未来。人間とヒューマノイドが共存する世界。主人公は人間で、ヒューマノイドを診療する医者。そして感情表現豊かなヒューマノイドのナース。人格のバックアップは禁じられているがそれでも闇で実施するものも居る。バックアップした人格は元の人格と同一か?バックアップを取る際、電脳世界に直接接続する際のウィルス感染の可能性。ボディは替えがきいても、頭はどんどん壊れていく。治療を拒む自由と、自分の寿命を自分で終わらせるヒューマノイド。自動運転から手動運転に切り替えると保険がきかなくなる。謝罪するのが機械じゃ納得いかないから人をよこせというクレーマー。産業AIが無意識に訴えかけ夢の中で癒される療法。超高度AIが、集中力を抑えることで、日常生活を大過なく送れるようになるとともに、才能のきらめきは消えてしまったケース。その笑顔がプログラムならこの気持もプログラムなの?という叫び。身体の整形にとどまらず心の整形。回路をいじって恋愛感情をなくしてほしいという願い。/人工知能と共存する設定が、様々な論点、視点を提示してくれる。/最近読んだ本だと、松尾豊、塩野誠「東大准教授に教わる「人工知能って、そんなことまでできるんですか?」で取り上げられていた論点はけっこう網羅されているなあ、と感じた。

  •  才能という概念にまでAIが来たか。
     人格が認められたヒューマノイドの場合、人間との差ってなんなのだろうか。
     むしろヒューマノイドのほうが生きやすそう、と思ってしまう。ヒューマノイドに対し、生きているという感覚があるのが不思議。

  • 読了。ちょっとマンネリ

  • 残り1ページもしくは1コマを描かないみたいな終わり方だよな、結構

  • 「シックスセンス」は……あーっ…だめだこういうの弱い…。胸が熱くなってしまう…。
    「画家」とか「人間の証明」も好き。
    しかし「整形」のこの…この人は…何者なのだ。

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著者プロフィール

山田胡瓜 KyuriYamada
漫画家。IT記者としての活動の傍ら作品を描き続け、
2012年、『勉強ロック』で「月刊アフタヌーン」アフタヌーン四季大賞を受賞。
2013~2015年に「ITmediaPCUSER」に連載した『バイナリ畑でつかまえて』で注目を集める。
2015~2017年に「週刊少年チャンピオン」で連載された『AIの遺電子』は、人間そっくりのヒューマノイドを治療する医師を主人公にした、
AIと人の関係を描く近未来SFコミックとして、各方面に大きな反響を呼ぶ
(単行本は秋田書店から、全8巻で完結)。
2017年より「別冊少年チャンピオン」にて、『AIの遺電子REDQUEEN』の連載をスタートさせている
(単行本第1巻は、2018年4月に秋田書店から刊行予定)。

「2018年 『バイナリ畑でつかまえて 新編』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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