クジラの子らは砂上に歌う(5): ボニータ・コミックス (ボニータコミックス)
- 秋田書店 (2015年7月16日発売)
- Amazon.co.jp ・マンガ (188ページ)
- / ISBN・EAN: 9784253261050
感想・レビュー・書評
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切ないけれども読むのが止まらない
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スィデラシア国との出会いがきっかけで、新たな世界への旅立ちに期待ができるのか。
『約ネバ』、『進撃の巨人』、『ワンピース』…
いままで読んだことのあるいろんなマンガの要素が詰まっている感じ。 -
帝国の戦艦スキロスと戦い突撃隊によってヌースを破壊し危機を乗り越えた泥クジラの住民たち。多くの犠牲を払いながらも未来へ向けて進み出した中、未知の国の船が接近していた。
多くの犠牲を払った前回と比べ今回は比較的穏やかな場面が多かった。だが、アモンロギアのロハリトとの接触場面は正直どうかと思う。和やかな微笑ましい雰囲気を出そうとしているのは理解出来るが、それと全員が裸なのは違うと思う。泥クジラの人々の文化レベルが低く平和的というよりは知能が低い印象を受けた。結局ロハリトにも舐められることになるが作者の計算で描かれたとしても裸じゃなくてもよかった気がする。
一方で帝国サイド、オルカの動きと目的が不穏な雰囲気も忘れさせず泥クジラの平穏は一時でありそうなのもよく伝わる。しかも泥クジラの体内モグラの中でも派閥があるという泥クジラの中での内部分裂フラグも立っている。一筋の希望の光とちりばめられた絶望の描写が巧みだ。
今回泥クジラの秘密も明らかになり、アモンロギアと友好関係を結ぶ新しい章の始まりとなったがここからどう話を広げ、それを上手に畳めるか作者の手腕が問われる所だ。 -
まずは5巻まで。出だしは気に入ったけど、結局同系統の他作品と似たような内容になってきた印象。ここから、初期設定の良さを活かせるようになるか。
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クジラの人たちとは価値観が異なる、他国のバカっぽい王子みたいな?人出て来て、やっと人間関係が面白くなってきたかな。
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面白かったが、明らかに後付けな設定や笑いどころのわからないギャグ、練りの足りてないセリフまわし、唐突な自主的展開暴露が気になる。
売れてるみたいだけど、あまり風呂敷広げすぎないで早めに畳んだ方がよさそう。
あと男女の描き分け、もうちょっとなんとかならんのか。 -
様々な視点から明らかになる砂クジラの醜い正体、次々に突き付けられる異境の世界観。ほとんど世界の説明しかしていないのにもう1巻が終わってしまった。読み終わって自分が違う世界にいることに酩酊感をおぼえる凄さ。カラーページはカラーで読みたかった……。
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ロハリトがアホの子っぽくていい。早死キャラでないといいけど。
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流されるままに砂上を漂い、自らの呪われた運命も知らず、穏やかに日々を暮らして来たクジラの子ら。帝国の襲撃を退け、泥クジラの航行能力を手に入れた彼らは海の牢獄を乗り越え、新しい世界へと旅立つ。
外界がもたらす知識や力は彼らを幸福にするどころか、混乱を招くものの方が多いみたいです。ヌースを滅ぼす力は帝国と他国の争いを激化させるだろうし、短命の秘密は無印と印の人たちの軋轢を生みそう。
自由は甘く、その数倍苦い…。 -
物語が動いてきた。エマやネリの不思議な存在に魅かれる。オウニと双子の今後も気になる。