毒と薬の科学: 毒から見た薬・薬から見た毒

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  • 朝倉書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (218ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784254102055

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  • 毒と薬は紙一重であるという著者が、毒を中心に化学式を含めてまとめた本。

    内容は、毒と人間文化、毒の歴史、毒の分類と毒性発揮・解毒、生物界由来の毒(植物、微生物、魚介類など)、化学合成された毒、無機毒、の全6章である。

    毒の歴史、毒の化学的な分類(化学式を用いて)・作用などを知りたい人にはうってつけの本だと思う。もっと簡単なものを読みたい人には、同じ著者の「毒の科学」(ナツメ社)がおすすめだと思う。

  • 配置場所:摂枚普通図書
    請求記号:491.59||F
    資料ID:50700247

  • 非アルカロイド系も

  • 毒物分野での著書が多い著者の最新著書なので借りてみた。毒にまつわる幅広いトピックを網羅して200pにまとめているため、大学の入門書風。詳しいことはわからない。「毒」について全体像が把握したい人向け?

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著者プロフィール

日本薬科大学教授,薬学博士,薬剤師。
1951年生まれ。東北大学薬学部卒業,東北大学大学院薬学研究科博士課程修了。天然物化学専攻。米国イリノイ大学薬学部博士研究員,北里研究所室長補佐,東北大学薬学部専任講師,青森大学工学部教授などを経て現職。日本薬史学会常任理事。著書は,『アルカロイド』(共立出版),『アミノ酸』(東京電機大学出版局),『毒と薬の科学』(朝倉書店),『毒と薬の世界史』(中央公論新社),『〈麻薬〉のすべて』(講談社),『カラー図解 毒の科学』(ナツメ社),『民間薬の科学』(SBサイエンス・アイ新書),『毒! 生と死を惑乱』(さくら舎)など多数。

「2017年 『毒と薬の文化史』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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