仏像のひみつ

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  • 朝日出版社
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  • Amazon.co.jp ・本 (112ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784255003634

作品紹介・あらすじ

東京国立博物館の人気展示が一冊に。4つのひみつを知れば、仏像ってこんなにおもしろい。

感想・レビュー・書評

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  • 博物館や美術館によく行く方におすすめ。この仏は誰なのか、どんな役目(比喩)をもってるのかなど、仏像や仏画の鑑賞のツボを平易な言葉で教えてくれます。解説しすぎない潔さが良い。
    デザインも素敵で、すんなり頭に入ってきやすいです。

  • 今までお寺や博物館などで、いろいろな仏像を目にしてきたけど、去年出会ったある観音像に魅了されてから、もっと仏像などについて知りたいと思い、この本を手に取りました。小中学生向けなのか、専門的な漢字ばかりの難しい用語ではなく、わかりやすい言葉で書かれているので、「簡単に、大まかに、でもしっかりと、仏像のひみつ知る」ことができました。近いうちに東京国立博物館の法隆寺宝物館へも行ってみたいと思いました。その前に、この続編も読んでみよう。

  • 仏像の入門書として、とてもいい本でした。文章も読みやすいので、小学生くらいでも読めると思います。

  • 東京国立博物館で教育普及を担当していた著者による仏像の本。仏像たちの序列や、手の形が表す意味などを分かり易く解説している。この本の内容を知れば、寺や博物館での仏像鑑賞が楽しくなりそうだ。

  • これは読むべき本だ。
    何と仏像の世界、見方が分かりやすいことか! こんな本に小学生時代に出会いたかった。
    自分は読んでいるのだけれど、本から語りかけられてる感がする。とても穏やかなのだけれど、興味をぐんぐんとひかれて心地よかった。

  • 小難しい用語を極力避けてポイントを4つに絞り,子どもにも分かりやすく平易な言葉で書かれた入門書。仏像がとても身近に感じられました。

  • わかりやすい。いい本です。

  • 仏の作り方や種類が挿絵を入れてわかりやすく解説。時代の移り変わりで流行りもあるのがよくわかる。

  • 仏像に全く興味がなかった私でも、楽しめる内容だった。
    何より、挿絵が可愛い!
    またいつか読み返したい本。

  • 「へぇ~」と自然に知識に入っていける、仏像入門にもってこいの本。
    小中学生向けの案内がもとでできた本だそう。仏様ごとの説明はもちろん、時代による姿の移り変わり、材料による作り方や特徴の違いなど、仏像にまつわる様々なことがやさしい言葉で説明されています。とても読みやすいけれど、だからといって表面だけじゃない。それぞれの仏様に愛情(といっていいのか…?)や関心が湧きます。
    いままでは仏教思想しか興味なかったのですが、こちらを読んでいて初めて仏像に会いに行きたくなりました。

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著者プロフィール

監修:山本勉(やまもと・つとむ)
1953年、神奈川県生まれ。東京芸術大学美術学部卒業。同大学院博士後期課程中退。日本彫刻史専攻。鎌倉国宝館長、半蔵門ミュージアム館長、東京国立博物館名誉館員、清泉女子大学名誉教授。
著書に『日本彫刻史基礎資料集成』鎌倉時代造像銘記篇(共編著、中央公論美術出版)、『鎌倉時代仏師列伝』(共著、吉川弘文館)、『完本 仏像のひみつ』(朝日出版社)、『日本仏像史講義』(平凡社新書)、『運慶大全』(監修、小学館)などがある。

「2024年 『みほとけの推しほとけ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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