ソーシャルデザイン (アイデアインク)

制作 : グリーンズ 
  • 朝日出版社
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本棚登録 : 1657
感想 : 214
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  • Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784255006222

感想・レビュー・書評

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  • ビジネスとして、とは言わないまでも少なくとも継続可能な程度の収支が成り立っているのか。今現在継続できているのか。衣食足りた遊民達の自己満足に終わっていないか。等、情報公開と継続調査の不足から、うん、ごもっとも、総論賛成だよね、としか言えない。
    各論ではスウェーデンの「スピード・カメラ・ロッタリー」や「カルマ・カップ」など、きちんとまじめにルールを守る人が得をする仕組みは広めたい。

  • 今あるものをどう組み合わせていくのか。
    その作業を楽しんでできるのか、どうか。

  • PLATの吉川さんよりお借りした一冊。

    社会起業など新たな事例がいっぱい。
    既にしっていたものから、へぇこんなのあるの?という発見まで!

    せっかく面白いアイデアがポコポコ出てきているのだから、
    こうして網羅的に知れ渡る機会、いいですね><

  • ウェブメディア「グリーンズ」の人気記事を集めて書籍化したもの。社会変革を志向するイケてる(と評価された)アイデアが短時間で一覧できてよい。「何かしたい」を錆びつかせないため、ときどき開いて気持ちを研ぐ砥石になりそう。
    ウェブ記事をわざわざ紙にして何の意味があるの、というツッコミも成り立ちそうだけど、やっぱすぐ手でページを繰れるカタログって便利だし、ディスプレイを覗きこんでのとは心持ちが違う。

  • いろいろなソーシャルでの企画事例が沢山詰まっている一冊。星新一的なタッチの企画アイデア本でとても読み易い!(1時間位で読めちゃいます)

  • 一枚のちらし
    着まわし ユニフォームプロジェクト
    が、面白かったかな。

    • だいさん
      https://www.evernote.com/shard/s37/nl/4075866/69fcbb33-d625-4c21-9aa5-...
      https://www.evernote.com/shard/s37/nl/4075866/69fcbb33-d625-4c21-9aa5-e0378bb126d9
      2014/04/18
  • 内容は社会課題解決に向けた、アイデア集のようなもの。粒感は様々。課題から解決がアイデアベースの感が強く、そこのロジックジャンプ部分の説明や考え方があればなお良いと思った。事例集に近いですね。

  • デザインがすてきな本で(グルーヴィジョンズがデザイン)、テーマも当時今っぽかったので買って読んだ。

    「このアイデアいいでしょ」「僕たちいいことしてるでしょ」のオンパレード、自画自賛。こんな自意識過剰な慈善事業まがいをソーシャルグッドと言うのか、と勘違いしてしまう。
    自分たちがいいと信じたことを疑わず、他人に自分たちの価値観を押し付けるアメリカ的な感じ、盲信的な感じが実に危うい。

    未来とか世界とか言ってる割にやってることが小さく、しょせん予算が少ない広告コミュニケーションと変わりがない。というか、実質的には広告コミュニケーションと変わりがないのだけれどそう見せないことで自分たちを特別な存在に見せようと躍起になっている感すらある。
    持続可能性についてほとんど言及がないのも気になる。コミュニティデザインと本質的に違うのは、第三者が「ソーシャル」に働きかけているだけなので、その取り組みが継続するかどうか怪しい。この意味でも、ソーシャルデザインなるものは広告コミュニケーションに内包されるものにすぎない。

    「アイデア」とか「デザイン」とか最近のバズワードをふんだんに織り交ぜた大げさな書きっぷり。「社会にとっていいこと」という絶対善を錦の御旗に、自分たちを大きく見せようとする行動は、ゆとり世代の特徴なのだろうか。

  • 「世の中にこうゆうものがあればいいのに」を仕事としてかたちにした人々の事例が多数掲載された本作。おばあちゃんを元気にするニットブランド、街を賑わす「うわさ」の貼り紙など、社会を変えた世界中の様々なアイデアが紹介されています。

    企画する側もされる側も笑顔になるアイデアばかり。難しいこと抜きに、どれも楽しそう・面白そうの延長で出来そうなことが多いのが魅力的。欲を言えば「きっかけ」と「企画の内容」以外にも、「企画イメージを実際に商品にするまでの経緯」や「その後の活動状況」など、もう少し掘り下げて紹介してくれるとベストでした。
    何か企画を思い描く時のきっかけにパラパラとページを捲りたい。

  • 何かやりたくなってくる本。


    グリーンズgreens.jpの記事はネットでよく見ていたが、その設立の目的を知って感激した。

    ネガティブなニュースではなく、解決策を提示してくれるような、ポジティブなアイデアを紹介すること。しかもただ紹介して終わりではない。記事を読んだあとに、もう一歩踏み込んだアクションにつながるような機会を提供したかった。(中略)前向きな記事を読んだあとの高揚感こそ、僕たちが提供できる最高の価値。

    テレビ新聞、ネットニュースにはない大きな強みだと思う。だからこそこれだけ浸透しているのだ。いやー、棲み分けが上手だ…!

著者プロフィール

ソーシャルデザインのヒントを発信するウェブマガジン「greenz.jp」(月間読者数15万人)を中心に、自ら主役となって、ほしい未来をつくるためのムーブメントづくりを行っている。サプライズがあり、思いやりや愛があり、社会的な課題を一気に解決するグッドアイデア満載のウェブマガジン「greenz.jp」、アイデアとアイデアをつなげるイベント「green drinks」、アイデアをカタチにする学校「green school」、未来のつくり方が分かるブックレーベル「green BOOKS」など、ソーシャルメディアから人と人との出会いの場づくりまで幅広く展開中。編著書に『ソーシャルデザイン 社会をつくるグッドアイデア集』(朝日出版社)。2013年春現在のコアメンバーは鈴木菜央、兼松佳宏、小野裕之の3人。

「2013年 『日本をソーシャルデザインする』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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