- Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784255007175
作品紹介・あらすじ
2人に1人が、がんになる時代。<br>放射線治療と緩和ケアの専門医が語る<br>「これだけは知ってほしいこと」。<br><br>がんの半分が治癒するいま、がんを抱え、<br>がんとともに生きる患者さんが増えています。<br><br>一方で、早期発見のカギとなるがん検診受診率は低迷したままです。<br><br>がんにならないために、<br>そして、がんになっても、がんで命を落とさないために、<br>ぜひとも知っておきたいこと。<br><br>がんの時代を生きるために必須の知識を、コンパクトに分かりやすくまとめました。<br><br>「がん患者さんの就労問題」や、「子どものがん対策」も新たな課題となった、<br>国の「がん対策推進基本計画」見直しに応じた“最新版”の登場です!<br><br>――――――――――――――――――――――――<br>あなたはがんを知っていますか?<br><br>▽がんの半分が治癒する時代<br>▽いま、がん診療は入院より通院が主流<br>▽20~30代の若い女性に子宮頸がんが急増<br>▽日本人はお酒にも注意!<br>▽早期がんの時期は1~2年<br>▽放置しておいてもいい「がん」もある<br>▽緩和ケアは診断されたときから<br>▽心のケアを行なった方が延命になる<br>……このような最新の「がんのひみつ」を81収録!<br>――――――――――――――――――――――――<br><br><br>ぜひ、あなたの一番大切な人にこの本のことを伝えてください。<br>それがあなたの一番大切な人を守ることになります。<br>がんを知ることが、がんで死なないための特効薬ですから。「まえがき」より
感想・レビュー・書評
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とても為になる内容だった。
これからも定期検診は必ず受けようと思う。
・がん細胞は健康な人でも、一日5000個発生している。
・早期発見で約9割が完治し、体に負担のない治療法を選ぶことができる。
・がん治療は敗者復活戦なしの一発勝負。
・がん細胞は自分に栄養を送り込むために血管を作れと命令する
・進行していくうちに栄養失調になり、転移する
・日本は検診受診率が先進国最低
・欧米では、早期にがんが見つかると『コングラッチュレーションズ(おめでとう)』と言われる。
検診で発見されなければ、いずれその人の命を奪っていなかもしれないがんを完治するチャンスを得たことに対する『おめでとう』
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全人類、検診受けろ!!!!てなってそっこーパパとママに電話した。がんの治療率は約5割だけど、がん検診で見つかったがんはほとんど治るのだそう。アメリカでは検診でがんが見つかった人に「congratulations!(今見つかってよかったね死なずにすむね)」と言うだって。
響いた言葉『がんは、亡くなるまでに最低でも数ヶ月〜数年の時間的猶予があります。がんは、人生の総仕上げの時間をくれるのです。私は、「死ぬならがんがいい」と思っています。』