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  • Amazon.co.jp ・本 (168ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784255007410

作品紹介・あらすじ

「子どもの目玉」で「大人のカラダ」を眺めると

「心がちっともときめかない/空は青いにきまっている/
 子どもの目玉を私にください/大人のカラダをあげるから

 いいことも いやなことも 私の人生を 織りあげる糸」

詩人・谷郁雄と写真家・青山裕企によるコラボレーション第3弾。

学校を卒業したばかりの若い女性、その日常を、仮想的妄想によって再現します。落ち込む→気が狂う→奇行に走る──現実にはけっして日の目を見ない、恋愛感情と生理的な衝動と役割期待への反逆に翻弄されるファンタジーです。

この幻想は、そして、男性にも女性にも共有される、もう一つの行動規範(教科書)の表現でもあります。造本・装幀は博報堂の若いクリエイター・竹内佐織さん。

著者プロフィール

1955年三重県生まれ。同志社大学文学部英文学科中退。90年『死の色も少しだけ』(思潮社)で詩人デビュー。93年『マンハッタンの夕焼け』(思潮社)がBunkamuraドゥマゴ文学賞候補に。詩集に『自分にふさわしい場所』(写真・ホンマタカシ)、『定員オーバー』(写真・長島有里枝)以上、理論社。『実況中継』(写真・浅田政志 実業之日本社)、『空を見上げる』(写真・石川直樹 武田ランダムハウスジャパン)、『君のとなりに』(写真・谷今日子 角川学芸出版)、『思春期』(写真・青山裕企 ピエ・ブックス)、『無用のかがやき』(写真・リリー・フランキー 実業之日本社文庫)、『透明人間⇄再出発』(写真・青山裕企 ミシマ社)ほか多数。

「2011年 『谷郁雄エッセイ集 日々はそれでも輝いて』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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