ねこぢるだんご

著者 :
  • 朝日ソノラマ
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本棚登録 : 118
感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (158ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784257040187

感想・レビュー・書評

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  • 本棚の奥にひっそりとあった。
    昔バイト先に持ってったら「絵は可愛いけど気持ち悪い...」と言われ、その後距離を置かれた人もいたことも今ではいい思い出です(  ̄- ̄)
    受け付けない人もいるけれど、ハマる人はハマる。
    私の印象は『絵(特に目)は怖いけど話はめっちゃ可愛い』です。
    なんか切なくなるんです。
    ねこぢるの目には世の中がこう見えていたのかもしれない。

    テレビでねこぢるが亡くなったあとドキュメンタリーをやっていた。
    ねこぢるはカツ丼を見て「これって豚の死体だよねー」と言っていたそうだ。
    その一言が忘れられない。
    そのドキュメンタリーの最後にねこぢるが弟さんに送ったという、手書きの絵が描いてあるハンカチが写っていた。
    そのハンカチも忘れられない。

  • 「イカしたおっさんがあばれてるよ」
    「にゃ?」
    「もう10人ぐらいころしてるよ はやく はやく」
    「にゃー」

    ねこぢる劇場での衝撃話「かちく」が収録されている作品集。ねこぢるの作品の中でも特にクセが強く、残酷で酸鼻極まりない作品が「ねこぢるだんご」には収録されている印象を受ける。「半魚人」「かちく」はさることながら、「のらじじいの巻」「たぬきがりの巻」「けんかの巻」などの差別的でバイオレンスな作品たちが並んで配置されているので、一度に読むのには勇気がいるのかもしれない。が、他の感想にも書いた通り、ねこぢるの作品にはどこか別の温かさがあり、「ねこぢるだんご」も類に漏れない。目をそむけながらも、私達の心を掴んで離さない魅力的な作品たちに出会えた気がする。
    かく言う自分はアニメ「ねこぢる劇場」で本作を知り、またその中でも特に「かちくの巻」の攻め過ぎた表現に圧倒されたのだが、漫画でも「かちく」を読んで、アニメとの内容の違いのなさに驚いた。つまりアニメは原作に準拠するどころかそのままの構成と展開で流されたということになる。改めてねこぢる漫画の凄みと評価がうかがいしれるだろう。

  • 「つなみ」名作です。

  • 父は強し

  • シュールで好きだったんだけど、同士がいないのですorz
    面白いと思うけど、お薦めは出来ないかなー(^^;;

  • 初めて読んだねこぢる漫画。あまりの残酷さに驚きましたが、にゃーことにゃっ太がかわいいのです。

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