機動戦士ガンダム 2 (ソノラマ文庫 82-B)

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著者 : 富野喜幸
制作 : 大河原 邦男 
  • 朝日ソノラマ (1980年9月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (252ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784257761648

機動戦士ガンダム 2 (ソノラマ文庫 82-B)の感想・レビュー・書評

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  • 1980年刊行。全3巻中の2巻。

     「なんて情けない子だろう!あたしは、あんたを、そんなふうに育てた憶えはないよ」
     「何を言うんだ!あなたは僕を育てはしなかったよ!僕は一人で大きくなった。父さんだって仕事一辺倒で僕の面倒をみてくれなかった。僕は一人で大きくなったんだよ!」/

     「夢だったのです。怖い、不潔な…」アムロはどもってみせた。
     「不潔?」クスコ・アルの…瞳がアムロをのぞきこんだ。”成功だ!”不潔という生理的な言葉が、クスコ・アルの感性の足元をすくったのだ。
     「母が男と寝ていたんです」アムロは言った。/

     ”この女の肌が、男に間違いをさせる!”アムロはそう思いつつ言った。
     「降りて下さい」「少尉…」クスコ・アルは言葉をのんだ。「どうせ僕は青二才です。あなたのお相手はつとまりませんから…降りて下さい」

     アムロは逆流する光の流れをみたのだった。
     ”やめて下さい!や、め、て!”クスコ・アルが見たものがアムロに見える。
     クスコ・アルの美しい母の腹部に銃剣がつきたてられた。連邦軍の兵士のようだった。…”豚ァッ!!”最後にアムロが見たものは兵士の…だった。

     これはもはや少年の物語ではない。アムロ、大人である。

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