ダイロンの聖少女 クラッシャージョウ(10) (ソノラマ文庫)

著者 :
  • 朝日ソノラマ
3.04
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本棚登録 : 104
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (357ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784257770473

作品紹介・あらすじ

ゴーフリー帝国の独裁者ルキアノスに抵抗を続ける唯一の存在は、聖少女ネネトの力で守られた城塞都市ダイロンだった。しかし、度重なる攻撃で都市の結界に綻びが生じ、ネネトは頭部に致命的な傷を負う。治療のためダイロンを離れねばならないネネトの護衛を依頼されたのは、ジョウのチームだった。ネネト捕獲の絶好のチャンス。皇帝ルキアノスは、刺客として、最強のサイボーグ戦士を派遣した。その名はザックス。

感想・レビュー・書評

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  • ダイロンの聖少女 クラッシャージョウ(10) (ソノラマ文庫)

  • 中学生の頃は夢中になったけど、やはりライトというか軽いやね、それでもそれなりに楽しめる自分は中学生のままなのかねぇ?(苦笑)

  • 前巻を読んだのは、6年前。

    「まわりが変わってもかわらないもの……」という題で、ソノラマ文庫が変わっていったという話を書いていたのですが、そのソノラマ文庫も、今は、なく……。

    今のところ、これが、クラッシャージョウの最新刊です。

    なんていうか、野田 昌宏の「スペース・オペラの書き方」なんかを読んだので、読みながら、メチャクチャ心にくるなにかがありました。

    書けば書くほど、たくさんの「約束」(キャラクター)が増えていくのですが、E.E.スミスの様に、ずっと書き続けて欲しいですねぇ。

    これは、次は本気で、「銀河乞食軍団」とか、「キャプテン・ヒューチャー」とか、読みたくなってきた。

    ……「銀河乞食軍団」は、今は、でかい本しかないのか……。お買い得ではあるのだが……。

  • うっかりしてた!!新刊が出ているのに気がつかなかったんですよ!!くやし〜!!
    ということで10巻です。ダンナは「まだ続いてたのか〜」とビックリしてましたが(笑)。
    相変わらず楽しいです。

  • シリーズ10巻目。ストーリーに直接関わるわけではないが、過去のエピソードに関連した表現もあり、昔からのファン心理を楽しませてくれる工夫がなされている。だが。読み終えて、著者の老いを感じるのに禁じ得なかった。盛り上がりに乗り切れていない感がどうも否めない。旧巻『人面魔獣の挑戦』と『美しき魔王』を足して3で割って平均化してしまったような、レベルが落ちた薄っぺらな印象だった。確かに舞台設定は面白く、読んでいってわくわくするのだが、それにストーリーがついていっていないようなのだ。シリーズ再開第2冊目という節目巻への期待が大きかったのかもしれないが、大好きなシリーズだけに非常に残念である。

  • 久々のクラッシャージョウシリーズ、第10巻。皇帝ルキアノス1世が君臨する惑星国家。反乱勢力の象徴である不思議な超能力を持つ少女の護衛を頼まれたジョウチーム。対するは皇帝が誇る無敵のサイボーグ軍団ですが‥‥。リッキーがこんなに活躍したのは初めてじゃない?でも対サイボーグ戦も特に目新しいところがなかったかな。

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著者プロフィール

1951年、愛知県名古屋市生まれ。大学在学中から、アニメ、SFの企画に関わる。77年、日本初の本格的スペース・オペラ『クラッシャージョウ 連帯惑星ピザンの危機』で小説家デビュー。以後SF、格闘技、自転車など様々な分野でベストセラーを送り出している。代表作に『クラッシャージョウ』シリーズ、『ダーティペア』シリーズ、『神拳 李酔竜』シリーズ、『暗黒拳聖伝』シリーズ、『じてんしゃ日記』シリーズ(一本木蛮と共著)、『ヒルクライマー』など。07年から09年まで日本SF作家クラブ会長を務める。テニス、スキー、バイク、自転車など多彩な趣味でも知られる。40代で体重増加に伴う生活習慣病の症状に悩まされるが、齢50にして一念発起、ロードバイクに熱中する。その後、わずか2年で24キロもの減量に成功、体質改善にも成功した。その過程は『自転車で痩せた人』『ヒルクライマー宣言』などの著書に詳しい。今も週に200キロを越える距離を走り、レースに参戦する現役ヒルクライマーである。現在の愛車はスペシャライズドSワークス ルーべSL3 Di2仕様。

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